高崎市議会 > 2021-03-08 >
令和 3年  3月 8日 総務常任委員会−03月08日-01号

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  1. 高崎市議会 2021-03-08
    令和 3年  3月 8日 総務常任委員会−03月08日-01号


    取得元: 高崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 3年  3月 8日 総務常任委員会−03月08日-01号令和 3年  3月 8日 総務常任委員会   令和3年高崎市議会総務常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                    令和3年3月8日(月曜日)   ────────────────────────────────────────────                  総務常任委員会次第                                      令和3年3月8日(月)                                     第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第 5 号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について    議案第19号 包括外部監査契約の締結について    議案第20号 高崎市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について    議案第21号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について    議案第22号 公立大学法人高崎経済大学の役員の損害賠償責任の一部免除に関する条例の制定について    議案第23号 高崎市土地取得事業特別会計条例の廃止について    議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算(所管部分)    議案第52号 令和3年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算
    2 報告事項 (1)第21回市民の声アンケートの結果報告について                (総 務 部) (2)牛伏ドリームセンター事業に係る経営戦略の策定について             (吉井支所) 3 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(11人)   委 員 長   後  藤     彰  君     副委員長   柄  沢  高  男  君   委  員   樋  口  哲  郎  君     委  員   依  田  好  明  君   委  員   時  田  裕  之  君     委  員   林     恒  徳  君   委  員   渡  邊  幹  治  君     委  員   逆 瀬 川  義  久  君   委  員   三  島  久 美 子  君     委  員   丸  山  和  久  君   議  長   (委         員)     副 議 長   長  壁  真  樹  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   総務部長    曽  根  光  広  君   総務部付部長(兼)文化課美術館副館長      総務部次長   青  木  信  幸  君           塚  越  秀  之  君   秘書課長    田  代  有  史  君   企画調整課長(兼)コンプライアンス室次長                                   天  田  順  久  君   防災安全課長  只  石  恵 一 郎  君   防災安全課防災連絡官                                   後  閑  善  行  君   職員課長    渋  澤  康  行  君   情報政策課長  木  本  弘  幸  君   文化課長    小  峰  好  恵  君   美術館事務長  高  橋  弘  幸  君   染料植物園長  猪  狩  啓  子  君   スポーツ課長  宇 津 木  金 刀 也  君   広報広聴課長  松  田  和  也  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   財政課長    福  島  貴  希  君   管財課長    高  野     敦  君   市民税課長   堀  越  昭  仁  君   資産税課長   秋  山  泰  行  君   納税課長    岩  佐  英  臣  君   倉渕支所長   塚  越  好  博  君   倉渕支所地域振興課長              倉渕支所税務課長富  沢     桂  君           津 久 井  光  明  君   箕郷支所長   岡  田  賢  司  君   箕郷支所地域振課長                                   佐  藤  久  夫  君   箕郷支所税務課長赤  石     守  君   群馬支所長   松  本     伸  君   群馬支所地域振興課長              群馬支所税務課長田  中     亨  君           住  谷  俊  樹  君   新町支所長   御 園 生  敏  寿  君   新町支所地域振興課長                                   戸  塚  和  也  君   新町支所税務課長横  田  裕  一  君   榛名支所長   太  田  直  樹  君   榛名支所地域振興課長              榛名支所税務課長福  島  康  秀  君           中  村  剛  志  君   榛名支所産業観光課長              吉井支所長   川  嶋  昭  人  君           久  保  達  也  君   吉井支所地域振興課長              吉井支所税務課長藤  野  泰  宏  君           高  麗  和  男  君   会計管理者   岸     一  之  君   会計課長    冨 加 津     豊  君   選挙管理委員会事務局長(併任)         選挙管理委員会事務局次長           曽  根  光  広  君           上  野  和  男  君   監査委員事務局長宮  下  明  子  君   消防局長    植  原  芳  康  君   消防局次長   中  村     均  君   総務課長    横  沢     慶  君   予防課長    安  藤  秀  明  君   警防課長    池  田  和  好  君   救急課長    小  池  正  之  君   通信指令課長  清  水  淳  一  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    八  木  秀  明   議事課長    村  上  正  和      議事課議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主査   浅  原  良  太      議事課主任主事 清  水  達  哉   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前10時00分開会 ○委員長(後藤彰君) ただいまから総務常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(後藤彰君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(後藤彰君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いします。本日の会議は、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を30分程度としたいと思いますので、委員からの質疑は内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第 5 号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について  議案第19号 包括外部監査契約の締結について  議案第20号 高崎市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について  議案第21号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について  議案第22号 公立大学法人高崎経済大学の役員の損害賠償責任の一部免除に関する条例の制定について  議案第23号 高崎市土地取得事業特別会計条例の廃止について  議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算(所管部分)  議案第52号 令和3年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算 ○委員長(後藤彰君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案(1)を御用意いただき、71ページをお開きください。  議案第5号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(依田好明君) 念のためにお聞きします。この条例の中で、署名、押印をやめて署名のみにするという点はよく分かるのですけれども、森林などの火入れの許可に関するところで、この規定は山火事などを起こさないための部分だと思うのですけれども、この附属書類を省略するということの狙いはどういうことなのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 第2条におきまして規定をさせていただいております高崎市森林等火入れの許可に関する条例につきましては、条例の中で火入れの許可申請書と火入れの許可証という2つの様式を定めているところなのですけれども、一般的に申請書あるいは附属書類に係る様式、また手続に関する細部の事項については、条例の委任を受けた規則で定めることが通例になっておりますので、今回押印の見直しの改正に合わせまして、2つの様式についてこの条例からは削除するところなのですが、委任を受けた規則の中で改めて規定をさせていただく、定めようとするという考え方で、省略するということではございません。 ◆委員(依田好明君) 法令等に合わせてということだと思うのですけれども、市の職員とは全く関係ないとは思うのですけど、昨今足利市での山火事とか、桐生市でも起きているので、こういった規定は大事な点だと思いますので、今後ともよろしくお願いします。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第5号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。
     よって、議案第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  定例会議案(2)を御用意いただき、3ページをお開きください。  議案第19号 包括外部監査契約の締結についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第19号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。  よって、議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  5ページをお開きください。  議案第20号 高崎市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 自治法改正に基づくという話で伺っているのですけれども、その法改正の根拠をお伺いできればと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) これまで職員等が市に対して損害を与えたなどとする住民訴訟等により、職員等個人に対して非常に高額となる損害賠償責任が追及される、そのような事例の中で、善意で重大な過失がない場合においても結果として責任を負うような、そういう可能性があったということでございますが、そのような中で最高裁において、職員等の過大な心理的負担、あるいは行政運営、政策推進への支障が生じるという懸念が示されていたところでございます。そのような状況を踏まえまして、国において個人への責任追及の在り方を見直す、そういう動きがある中で、善意で重大な過失がない場合においては、地方自治体の条例において、損害賠償額の一部を免責することについて定めることができるとする地方自治法の改正がなされた、そういうものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 背景は分かりました。  一部免責という形になるのですけれども、免責になった部分、多分裁判等で訴訟を起こされてという形になるのだと思うのですが、この免責分というのは、誰か負担するとか、そういう問題が生じてくるのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) そこは免責されるということになりますので、それ以外の方が、誰かが負うということではございません。 ◆委員(依田好明君) 大体分かったのですけれども、ということは一定部分まではその職位によって各自が支払う部分があるという意味でしょうか。それと、こういった条例がないことで不都合があったような事例はあるのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 職員等の負うべき損害賠償の責任を一部免責させるということになりますので、免責されない部分、一定部分というのでしょうか、そちらについては責任を負うということになります。また、不都合なことということですが、当方で把握している限りにおいて不都合が生じた事例はございません。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございました。過大な責任を負うことはないということで、安心して職務を遂行できると思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員(三島久美子君) ちょっと確認させていただきたいのですが、損害賠償が求められるというのは具体的にどんなケースが考えられるのか、今まで莫大な損害賠償を求められたようなケースがあったのかというのを確認させてください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 本市ではなく他団体の事例ではございますけれども、例えば国の交付金等を活用した事業などでその経費が、一部が対象外とされて、当該交付金の返還に伴う加算金が求められたということに対して、職員に対して損害賠償が求められた事例であるとか、また事業用に取得した用地、そちらの価格が適正価格を超えているとして、その差額について損害賠償が求められた、そのような事例があったということでございます。 ◆委員(三島久美子君) 分かりました。なかなか厳しい事例があったということで、職員が安心して働けるような環境整備のために必要なのだと思いますけれども、この条例の中に重大な過失がないときという条件がついているのですが、この重大な過失というのはどういうふうに解釈したらよろしいのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 一般的な解釈かなと思うのですけれども、当該職員の職務行為によって市に損害を生じさせると認識することができず、かつ認識ができなかったことについて、その職員の著しい不注意がなかった場合というものを指すものだというふうに解されております。 ◆委員(三島久美子君) その都度、コンプライアンス室もあることですので、しっかりと精査をして、職員が安心して職務を遂行できるように、よろしくお願いいたします。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第20号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。  よって、議案第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  7ページをお開きください。  議案第21号 高崎市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 今回2項のところで月額3万円を超えない範囲内で支給すると書いてあるのですけど、具体的にはどんな形の仕組みになるのでしょうか。 ◎職員課長(渋澤康行君) 具体的には規則で定める予定でございますけれども、採用後15年間支給するという仕組みになります。額につきましては、最高3万円で、採用後1年経過するごとに減額をしまして、15年経過で支給額がなくなると、そういった状況でございます。 ◆委員(林恒徳君) 支給対象になる人は、何人ぐらいになるのですか。 ◎職員課長(渋澤康行君) 現在獣医師の人数が群馬県からの派遣職員を除きまして26人でございます。このうち支給対象となる人数につきましては16人と見込んでおります。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第21号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。  よって、議案第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  9ページをお開きください。  議案第22号 公立大学法人高崎経済大学の役員の損害賠償責任の一部免除に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第22号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。  よって、議案第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  11ページをお開きください。  議案第23号 高崎市土地取得事業特別会計条例の廃止についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(三島久美子君) 確認したいのですが、この特別会計の設置目的というのは、そもそも論なのですけれども、どういう目的で設置された特会なのかをまず確認させてください。 ◎管財課長(高野敦君) この条例は平成4年に制定されまして、公共用地先行取得等事業債を財源に、公用または公共用、公共の利益のために取得する必要がある土地の先行取得を行うために設置されたものでございます。 ◆委員(三島久美子君) 公共用地の取得、先行取得が目的ということなのですが、今回この廃止をするタイミング、なぜ今廃止をするのかということがちょっと疑問なので、教えていただきたいと思います。 ◎管財課長(高野敦君) 平成22年度に日清製粉跡地都市計画事業用地として取得した際の公共用地先行取得等事業債の償還が令和2年度で終了することによるものでございます。 ◆委員(三島久美子君) そうしますと、今後の公共用地の取得についての考え方というのはどのようになっていくのでしょうか。 ◎管財課長(高野敦君) 土地取得の手法といたしましては、建設事業に伴う補助金や起債による取得のほか、高崎市土地開発基金などによる取得が考えられますが、その時々において有効な手法を検討していきたいと思います。 ◆委員(三島久美子君) 分かりました。適切な処理をお願いしておきたいと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第23号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。  よって、議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、一般会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(1)を御用意ください。  議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算の所管部分を議題といたします。  初めに、歳入の審査を行いますので、8ページをお開きください。  1款市税について御質疑ありませんか。 ◆委員(丸山和久君) ページ数で言いますと12ページになりますけれども、事業所税がありますが、事業所税の増額の要因についてお知らせください。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) まず、市税の予算の見積り方の一般的なお話からさせていただきます。まず、令和3年度の予算につきましては、令和2年度の決算見込額に税制改正による影響額や国の経済予測などの統計資料の数値などのほか、伸長率、地財計画で示されている数値などを参考にして求めているところでございます。委員御質問の事業所税の増額要因でございますが、令和2年度の決算見込額におきまして、当初予算見積り時には把握していなかった事業所の増築及び新築等がございまして、基本となる事業所床面積が当初予算見積り時より1.1%ほど増額になると見込まれております。一方で、令和3年度は会社分割等により基本となる事業所床面積が0.6%減になると見込まれる要因もありまして、結果的に令和3年度の予算が令和2年度より若干の増額となるものでございます。 ◆委員(丸山和久君) 本市では平成23年7月から事業所税の課税が始まったわけですけれども、市内業者、中小企業がこのコロナ禍の中で大変苦労しておりますけれども、高崎市は全国でも珍しい中小企業経営安定化助成金というふうな形の中で支援をしておりますけれども、具体的に何社ぐらい支援をしているのか、もし分かれば教えていただければ。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 事業所税の中小企業経営安定化助成金につきましては、商工振興課のほうで執行しているところでございますが、私のほうで把握していますのが、令和元年度の申請件数ですが、575件となっております。 ◆委員(丸山和久君) 大変厳しい経営環境の中にある中小企業、そういうふうな事業所税の部分で経営安定化助成金というふうな部分の中、全国でも77自治体があると思いますけれども、その中で本市だけがそういうふうな部分で中小企業の支援をしているというふうなことであります。今後も大変厳しい中小企業の支援をさらにお願いいたしまして、終わります。 ◆委員(林恒徳君) すみません、市税全体についてちょっとお伺いしたいのですけれども、先ほど市民税課長の説明の中で積算するに当たって様々な理由を述べていただいたのですが、ちょっと切り口だけ。国のほうで地財計画、市税で今回6.5%から7%ぐらいのマイナスの数字が出ているのですが、具体的に高崎市で、例えば市民税の個人だとか法人、固定資産税を積算するに当たって、どんな形で参考にされるのかお伺いしたいと思います。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 地方財政計画は国が示す地方全体の予測でありまして、実際に自治体が予算を組むときには、地域における経済状況等を踏まえ、適正に見積もることとされておりまして、地方財政計画は一つの参考材料として見積りのときに使用しているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 分かりました。参考ということで、そこまで意識しないで、過去の経過だとか、そういう実績を意識しているのかなというふうに思っています。  では、続いて収入歩合というのがそれぞれ掛け率で出てきているのですけれども、個人、法人、そして固定資産のところでも数字が掛けられていますが、この考え方を教えてください。 ◎納税課長(岩佐英臣君) 令和3年度の収入歩合でございますけれども、まず初めにコロナによります納税猶予の特例につきまして、一般市税について、個人、法人を合わせまして381件、約5.3億円を猶予決定させていただきました。新年度予算にこれらを反映しているわけですけれども、猶予決定金額に対しまして、猶予期間満了前ではございますけれども、既に納付となっている状況もございます。そういった状況を反映させていただき、個人市民税では1億600万円、収入歩合対前年度比マイナス0.5%、法人市民税では3,100万円、収入歩合マイナス0.7%、固定資産税では1億7,600万円、収入歩合マイナス0.7%、事業所税では2,400万円、収入歩合マイナス1.0%、都市計画税では2,100万円、収入歩合マイナス0.7%、総額で約3億5,800万円、こちらをコロナによって令和3年度の予算へ反映させていただいているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 分かりました。ありがとうございます。  それから、説明欄の特別徴収次年度へ繰越分というのと前年度から繰越分という形で数字があるのですが、この辺をちょっと具体的に教えていただければと思います。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 個人市民税の特別徴収は、6月から翌年の5月まで12回に分割して納付をしていただいているところでございますが、自治体の会計年度は4月から翌年の3月となっております。その関係から特別徴収の翌年の4月分と5月分につきましては次年度の歳入となりますので、令和3年度の当初予算から差し引きマイナス、逆に令和2年度からの課税の部分につきましては、令和3年の4月分、5月分は令和3年度の歳入となるものでございます。 ◆委員(林恒徳君) ありがとうございました。  最後になりますけど、固定資産税なのですけれども、前年比較で大幅に落ちている形になるのですが、この辺の部分、算定替えという話も伺っているのですけど、それ以外に大きな要因があれば、お話をお伺いしたいと思います。 ◎資産税課長(秋山泰行君) 要因につきましては、土地、家屋、償却資産に分けて主なものを申し上げますと、土地につきましては、評価替えの年度ではありますが、令和2年1月1日時点の鑑定評価による価格の上昇分を据え置くこととなったことによる減額等があります。また、家屋につきましては、評価替えにより、既存家屋の経年減価による減額が大きく、またコロナ関係の特例による減額等があります。また、償却資産につきましては、市内企業アンケートの結果から設備投資が落ち込み、またコロナ関係の特例による減額等が挙げられます。 ◆委員(依田好明君) 1款市税の中で、個人市民税なのですけれども、来年度の税収は3.1%の減というふうに見込んでいるのですけれども、ほかの都市の税収見込みを見ると、もっと大きい減少を見込む自治体が多いような気がするのですけれども、本市ではこの程度でとどまると考える、その主な理由についてお聞きします。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 予算の組み方につきましては、先ほど申し上げましたので、省略をさせていただきますが、個人の市民税の令和2年度の決算見込額につきましては、当初予算額を2億円前後ほど上回る計算となりました。それをベースにしまして、国や県の統計数値を参考にしまして、市民税の8割強を占めます給与所得は4.3%減、その他営業所得は5.1%減など、伸長率を算定しまして令和3年度の予算を見込んだところでございます。このように、令和2年度の決算見込額が当初予算額を上回ったことから、当初予算対比では3.1%の減となりますが、決算見込額との比較ではおよそ4%の減となる見込みでございます。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございました。  それでは、その下の法人市民税なのですけれども、今年度は税制改正があって19.5%減ったのですけれども、来年度は企業業績が悪化して15.4%減なのですけれども、本市は製造業中心ではなく、企業城下町でもないのですけれども、幅広い業種の法人があるわけなのですけれども、この中では主にどんな業種で大きな落ち込みがあるのでしょうか。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 主にどんな業種で大きな落ち込みがあったのかということですが、本市が行いましたアンケートによりますと、不動産業や医療、福祉業、サービス業などにおいて減額になる法人が多いようでございます。 ◆委員(依田好明君) お答えありがとうございました。コロナ禍で大変な時期ですけれども、市民に寄り添った形で徴収のほうをお願いしたいと思います。 ◆委員(三島久美子君) ちょっと全体的なことで、予算編成の考え方の一つに本市では徹底した事業費の削減というのを挙げているのですけれども、主立ったものが148項目、経費削減をしたということなのですが、予算全体を見るに当たって、まず具体的にどんな事業が削減されたのか。事業が終了したもの以外で主立ったものを挙げていただきたいのですが、よろしいでしょうか。 ◎財政課長(福島貴希君) 今回の予算編成におけます経費削減におきましては、大きく事務的経費の削減、また公共事業の削減、また補助金の見直しの観点から経費の見直しを行ったところでございます。このうち主立ったものということでございますが、比較的事業規模の大きなものを挙げさせていただきますと、例えば浜川運動公園の拡張整備事業ですとか、区画整理事業におきましては規模の縮小、さらには老人休養ホームゆうすげの解体工事、こういったものにつきましては先送り、そういったものがございます。 ◆委員(三島久美子君) 分かりました。いわゆる大きなものを少し見直して、区画整理などもなかなか進まない中でちょっと整理させてもらったという感じなのですけれども、いずれにしても税収の落ち込み、先ほど来御質問がありましたけれども、かなり見込まれる中での重点事業の積極的な推進をするためには、やはり財源を捻出するという意味では、今おっしゃったようないわゆる事業費の削減というのが必要だと思うのですけれども、市民にとって影響が少ないように、ぜひともこれからもしっかりとした根拠を示した予算編成を望みたいと思っています。  それともう一点、市民税のところなのですけれども、先ほど収入歩合等々に関してはコロナの影響ということで、昨年度よりかなり低く見積もっているというお話がありましたが、法人市民税の関係なのですけれども、かなり落ち込んでいるということで、その落ち込みの中で8億数千万円の落ち込みと見込んでいるのですけれども、税率改正の影響というのが2億円ちょっとあると。そうすると、その辺りの差額というのですか、これが市内経済のコロナによる影響というふうに考えてもよろしいのでしょうか。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 新型コロナウイルスの影響によるものが大きいのではないかと考えております。 ◆委員(三島久美子君) 分かりました。新型コロナがいかに市内に影響を与えているかということがよく理解できました。これからも、予算を執行するに当たっても、しっかりとした精査をしながら、必要な財源がきちんと手当てできるような施策の運営をお願いしておきたいと思います。
    ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  12ページをお開きください。  2款地方譲与税 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 14ページをお開きください。  3款利子割交付金から  4款配当割交付金まで (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 16ページをお開きください。  5款株式等譲渡所得割交付金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 6款法人事業税交付金について御質疑ありませんか ◆委員(三島久美子君) この交付金は、県税である法人事業税の一部が、市町村の総従業員数ですか、それに応じて案分されて県から交付されるものというふうに認識しているのですけれども、前年度の3億4,000万円よりも2億3,000万円ほど増額になっていると。約1.7倍の増額なのですけれども、その理由について教えていただきたいと思います。 ◎財政課長(福島貴希君) 法人事業税交付金につきましては、令和2年度からの制度でございます。令和2年度につきましては、税制改正による影響がまだ通年に満たないため、交付率が経過措置といたしまして100分の3.4でございました。令和3年度につきましては、この率が本来の100分の7.7に引き上げられますので、増加となったところでございます。 ◆委員(三島久美子君) いわゆる交付率の変動ということで、本来あるべき姿に来年度は戻したという、そういうことでよろしいのでしょうか。従業員数が増えたというわけではないですよね。その辺ちょっと確認させてください。 ◎財政課長(福島貴希君) こちらは、県税から交付されるものでございますので、本市の見込みとしましては、従業員数ではなくて、あくまでも交付率が本来の7.7に戻ったということでございます。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  7款地方消費税交付金について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 4.8%、4億円の減ということなのですけど、積算根拠、その辺についてお伺いできればと思います。 ◎財政課長(福島貴希君) 令和3年度につきましては、今般のコロナ禍での消費の落ち込みがまだまだしばらく続くとまず見込まれることですとか、あとは地方財政計画におきましても対前年比98.8%としていることから、少し堅めに見積りまして、対前年比約5%減の79億円としたところでございます。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  8款ゴルフ場利用税交付金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 18ページをお開きください。  9款環境性能割交付金について御質疑ありませんか。 ◆委員(三島久美子君) この交付金は、自動車の購入費に課税される県税が市道の延長とか面積に案分して交付されるものというふうに認識しているのですが、やはり前年に比べると5,000万円ほど減少しています。この理由はいかなるものなのでしょうか、教えてください。 ◎財政課長(福島貴希君) 令和3年度につきましては、消費税の引上げに伴う税率1%分の軽減措置という制度の期間が延長されることとなりました。また、地方財政計画におきましても対前年比を76.8%というふうに見通していることから、こちらも少し堅めに見積もりまして、対前年比約70%の1.2億円とさせていただいたところでございます。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  10款国有提供施設等所在市町村助成交付金について御質疑ありませんか。 ◆委員(依田好明君) 念のためにお聞きしますけど、これは自衛隊施設の関係かと思うのですけれども、少し減っているのですけど、その理由と、これは箕郷町や吉井町のそれぞれの施設の面積とかに比例するのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) こちらにつきましては、委員さんおっしゃるとおり、基地があることに関する交付金でございますけれども、こちらにつきましては5年に1回資産評価をさせていただいて、見直しがございます。その関係で数字のほうが動いている、そういう状況でございます。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  11款地方特例交付金1項地方特例交付金について御質疑ありませんか。 ◆委員(三島久美子君) 地方特例交付金なのですけれども、この1項、2項、いわゆる新型コロナウイルス感染症対応の地方税減収補填特別交付金、それは2項。ごめんなさい。では、次ですね。申し訳ないです。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金について御質疑ありませんか。 ◆委員(三島久美子君) ごめんなさい。間違えました。  この交付金というのは、新年度で新しく創設されたものだと思うのですけれども、どのような地方税の減収が対象となっているのか教えていただきたいと思います。 ◎財政課長(福島貴希君) こちらの制度は、令和3年度に限るものでございますが、償却資産と事業用家屋に係ります固定資産税と都市計画税が対象となっております。 ◆委員(三島久美子君) 固定資産税と都市計画税の減収分というのは、100%ここで担保されるというふうに考えていいのでしょうか。 ◎財政課長(福島貴希君) こちらの措置によります減額分につきましては、全額国費で対応されるものでございます。 ◆委員(三島久美子君) 高崎市の減収分を補填してくれるわけですから、その高崎市が幾ら減収したよという部分をここでその分は全部補填するという考え方ではないのですか。 ◎財政課長(福島貴希君) 現在こちらにつきましては特例申請を受け付けている状況でございますけれども、資産税課さんのほうで申請は受け付けておりますが、現時点では、償却資産分が1.2億円、また事業用家屋分が0.4億円で申請を見込んでおりまして、合計で1.6億円が減収になる見通しでございます。こちらが令和3年度に交付金として国から配分されるというものでございます。 ◆委員(三島久美子君) しっかり試算をしていただいて、頂けるものはきっちりと頂けるようによろしくお願いいたします。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  20ページをお開きください。  12款地方交付税について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 地方交付税の新年度の普通交付税の基本的な考え方を教えていただければと思います。 ◎財政課長(福島貴希君) 今回、地方交付税のうち普通交付税につきましては減額を見込んだところでございますが、この考え方につきましては、合併算定替が令和2年度で終了いたしまして、令和3年度から一本算定による積算となったことが減額の大きな要因となっております。またあわせまして、国においても国税の落ち込みを予測していることから、地方交付税の財源が非常に厳しくなることが予測されますので、その分は臨時財政対策債への振替での対応等もございますが、そういった要素も見込んだところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 臨財債は後ろのほうなので、また改めて聞きますけれども、今回一本算定に切り替わったということでの減収分、それから逆にコロナ対策の財源補填として交付税が上乗せされた部分というのがあるのだと思いますが、例えば算定するに当たって、この部分は一本算定ではなくてコロナ対策の減収補填みたいな形の交付税分は幾らとかという見込みがあるのでしょうか。 ◎財政課長(福島貴希君) 令和3年度の地方交付税の中には、コロナ対策を明確にうたっている算定項目というのはなくて、あくまでも現時点では臨時交付金等の直接補助で対応というふうになっているようでございます。 ◆委員(三島久美子君) 大幅な減額ということで、地財計画ではプラスになっているのですけれども、減額された理由について、まず確認させていただきたいと思います。 ◎財政課長(福島貴希君) こちらは今申し上げましたとおり、地財計画上はプラスというふうに国は見込んでおりますけれども、本市としましては、合併算定替から一本算定ということで、ここが大きく影響しているところでございまして、参考までに令和2年度の交付税を一本算定で読み替えた場合には、おおむね同額程度の94億円というのが交付税の見通しでございましたので、地財計画を参考にしますと、おおむね差がないというふうな分析をしているところでございます。 ◆委員(三島久美子君) 合併算定替の件で教えてもらいたいのですけれども、平成18年に最初の合併があって、15年でこの合併算定替が終了するということなのですが、吉井町は後から少しずれて合併してきたのですが、その辺りに関してはこの交付税への影響というのは考えられないのでしょうか。 ◎財政課長(福島貴希君) 交付税の合併算定替制度につきましては、合併時点で適用となる合併法令に基づいて決定されるものでございまして、旧吉井町のときの合併の法令では、合併算定替の期間というのは縮減期間も含めて10年というふうになっております。したがいまして、旧吉井町分は令和元年度で既に合併算定替は終了しているということでございます。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  14款分担金及び負担金2項負担金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 22ページをお開きください。  15款使用料及び手数料1項使用料について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 22ページ、15款1項1目の中の説明欄でいいますと、榛名湖アーティスト・レジデンス使用料112万円という形で歳入を積算していただいています。まだ始まってそれほどたっていないところで、この積算もいろいろ御苦労されたのだと思うのですけれども、積算するに当たって、現在利用している方の状況だとかそういう部分も含めながらこの辺を教えていただければと思います。 ◎榛名支所産業観光課長(久保達也君) レジデンスの利用料でございますが、1か月2万円となっております。算出根拠といたしましては、4月から11月までの8か月間は平均6名、12月から3月の冬季4か月間は2名を想定した積算金額でございます。  利用状況ということですが、今年度は昨年9月のオープン以来、数か月間の長期利用や一、二週間程度の短期利用など、これまで途切れなく利用していただいております。具体的には、絵画、音楽、写真、デザイン、漫画など26名の方に御利用いただきました。先月19日は、レジデンスを利用した若手女性弦楽ユニットが利用最終日に湖畔の人を招いてコンサートを開催いたしました。また、昨年度末にはレジデンスを利用した漫画家が自身初の単行本を発刊するなど明るいニュースが続きまして、事業といたしましては順調にスタートしたのではないかと感じております。 ◆委員(林恒徳君) 例えば、どんな関係の芸術家の人がちょっと利用が長いとか、そういうのは傾向があるのでしょうか。 ◎榛名支所産業観光課長(久保達也君) 絵画や音楽家などの利用が長期にわたっていると感じられます。 ◆委員(依田好明君) ほとんどの使用料が減っている中で、一番大きいのがくらぶち英語村使用料なのですけれども、来年度も順調と見込んでいるようなのですけれども、通年コース、短期コース、週末コースなどはそれぞれどの程度の見込みなのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) くらぶち英語村の使用料につきましては、おおむね今年度と同等と見込ませていただいているところなのですけれども、通年の留学生に関しましては22名、また週末、それから夏期、冬期の短期コースにつきましては、それぞれなのですけれども回数ごとに定員として20名程度というような形で編成させていただき、積算させていただいたところでございます。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございます。今後とも、せっかく地元にあるので、短期コースなどでは市内の小・中学生の利用を増やすように努めていただければと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  26ページをお開きください。  2項手数料 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 30ページをお開きください。  16款国庫支出金2項国庫補助金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 34ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 36ページをお開きください。  17款県支出金2項県補助金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 40ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 42ページをお開きください。  18款財産収入1項財産運用収入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 44ページをお開きください。  2項財産売払収入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 19款寄附金について御質疑ありませんか。 ◆委員(逆瀬川義久君) 1点確認させてください。一般寄附金のふるさと応援基金寄附金が、新年度は5,000万円ほど増えて1億8,000万円ということなのですけれども、ちなみに今年度は、見込みとしてはどの程度予定されているというか、見込んでいるのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 今年度に関しましては、およそ2億3,700万円ほどを見込んでいるところでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今年は、ステイホームというか、コロナの関係で在宅の方も多くて、そういう影響もあったのだろうというふうに思います。とりあえずここはこれで終わりにしたいと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  46ページをお開きください。  20款繰入金について御質疑ありませんか。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今のふるさと応援基金の続きで、繰入金ということでちょっと教えていただきたいのですけれども、新年度は先ほど来出ておりますようにコロナ禍の影響で税収も大変だという中で、このふるさと応援基金を活用していくというのは大変重要なことかなというふうに思います。今までも活用してきたと思うのですが、新年度は5,000万円ほど上乗せになって2億円になっております。歳出のところで個々に記載はあると思うのですけれども、どんな費目に幾らぐらい充てられていくのか、まとめてお答えいただけると助かります。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 繰入金の使途といたしましては、寄附をいただいた際の使途項目を踏まえまして、福祉であるとか、教育、環境など幅広く活用させていただいており、今年度は13の事業に活用することとして編成させていただいておりますが、主なものといたしましては、福祉分野の関係では、子育てなんでもセンターの運営に関しましておよそ3,400万円ほど、また高齢者等のあんしん見守り事業に関しまして3,000万円ほど、またおとしよりぐるりんタクシーの運行に関して1,400万円ほど、また教育分野の関係では、学校図書の整備といたしまして1,400万円ほどを見込んでおります。また、環境の観点では、高齢者等戸別ごみ回収事業、こういったものに関しまして1,000万円ほどというふうにさせていただき、市民安全といたしましては、防犯カメラの借り上げ料として2,000万円ほどということで、主立ったものでございますがそのような考え方で整理させていただいているところでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 分かりました。ちなみになのですけれども、先ほど寄附金のほうも増えているということだったのですけれども、基金の残高というのですか、令和2年度末の残額が幾らぐらいの見込みで、新年度に2億円活用して、残りは幾らということになると思うのですけれども、その辺を教えていただければと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 令和2年度末の基金の残高の見込みが、およそ4億7,000万円ほどと見込んでおります。今回2億円を繰入れいたしますので、繰入れ後につきましては2億7,000万円ほどというふうに見込んでいるところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 基金繰入金のところで、財政調整基金繰入金のことについてお伺いしたいと思いますけれども、今回37億円という数字が出ているのですが、これを繰り入れることによって、財調の残高は繰り入れたタイミングで幾らになるのか教えてください。 ◎財政課長(福島貴希君) 今回37億円を当初予算で繰り入れることによりまして、令和3年度当初は約17億円となる見通しでございます。 ◆委員(林恒徳君) 17億円になるというふうなお話を伺いましたけれども、それから例えば令和3年度はどういう形で基金への繰入金というのかそれが入ってきて、令和3年度末で大体どんな見込みになるかというのは予測できるものなのでしょうか。 ◎財政課長(福島貴希君) 令和3年度中につきましては、約17億円のままずっと推移するものではございませんで、この後に令和2年度の決算剰余金が発生して、一定の額を積み立てる予定でございます。ただ、決算剰余金につきましては、年度末の収入、支出がまだ多く残っているほか、出納整理期間中の収入、支出もありますので、現時点で金額を見込むというのは大変困難でございます。参考までに市税収入が落ちた頃といたしましてリーマンショックの頃を見ますと、平成21年度からの5年間で決算剰余金の平均というのが約47億円程度出ております。そこから基金への積立てが平均で28億円程度というふうになっておりますので、こちらが一つの目安になろうかと考えております。ただ、令和3年度もコロナ禍における国の財政出動等の全く見通しがつかない中で、どのように進むかによっては、基金残高というのは非常に流動的であるというふうに考えております。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  48ページをお開きください。  21款繰越金から  22款諸収入2項市預金利子まで (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 52ページをお開きください。  5項雑入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 54ページをお開きください。
     23款市債について御質疑ありませんか。 ○副委員長(柄沢高男君) 市債のところなのですけれども、くらぶち英語村の運営に係る総務管理債が今年は計上されていないので、この辺についてお伺いいたします。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 当該起債の根拠としております現行の過疎地域自立促進特別措置法が、令和3年3月末で期限を迎え失効となりますことから、当初予算のほうでは計上していないところでございます。国において新年度中に新法が制定される見込みでございますが、その中では財政力指数の要件の厳格化による対象地域の見直しが行われるというふうにされておりまして、旧倉渕村地域が一部過疎地域の特例として指定されておりました本市につきましては、財政力指数が基準より高いことから、新法では対象外となる見込みでございます。ただ、起債に関しましては、6年間で段階的に低減させる経過措置が図られる見込みでございますので、状況に応じまして補正により対応させていただきたいと考えているところでございます。 ○副委員長(柄沢高男君) 高崎市全体での予算というのを基準にされるというふうに変わったということですね。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) そのとおりでございます。市一本で見られたというものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 56ページのところの8目臨時財政対策債は、非常に金額が増えていますけれども、まずこの性質について説明いただければと思います。 ◎財政課長(福島貴希君) 臨時財政対策債につきましては、地方交付税の補完措置として地方に負担をさせるという仕組みでございまして、地方交付税が落ち込んだ際には、国のほうの財源も不足することから、国と地方で臨時財政対策債を起債して補おうという仕組みでございます。 ◆委員(林恒徳君) 例年の倍以上に金額が増えているわけですけれども、起債ですから誰かが受けてくれなくてはいけないわけですけれども、どんな人たちが、こういうのを起債した場合には受けてくれるのか伺えればと思います。 ◎財政課長(福島貴希君) 地方債の資金につきましては、まず国の財政融資資金というのがございます。また、地方公共団体が出資し合う地方公共団体の金融機構といったところがありまして、ここからの資金というのがあります。この2つがいわゆる公的資金というふうに呼ばれています。一方、銀行等が引き受けるものが民間等資金というふうに区分されていまして、起債のメニューによりまして資金区分というのが指定されているという状況でございます。 ◆委員(林恒徳君) そうすると、今回の臨財債なんかはどこが全面的に引き受けてくれるのか、お伺いしたいのですが。 ◎財政課長(福島貴希君) 臨時財政対策債につきましては、市町村の場合には原則として全額公的資金が配分されることになっておりますので、国の財政融資か地方公共団体の金融機構の資金ということになります。 ◆委員(依田好明君) 同じく臨時財政対策債なのですけれども、83億円になるのですけれども、予算に関するその他の説明書を見ると、年度末には市債残高が1,525億円余りになるのですが、実質公債費比率とか公債費比率は下がっているのですけれども、これはどういうことなのでしょうか。 ◎財政課長(福島貴希君) まず、市債残高が増加している主な要因ですけれども、こちらは建設事業債分が減少しているものの、臨時財政対策債分が大幅に増加していることによるものでございます。この臨時財政対策債というのは、交付税の振替措置でございますので、実質的には普通交付税というふうに捉えているわけでして、公債費比率ですとか実質公債費比率といった財政指標上は、計算するときの分母となります市税収入をはじめとした標準財政規模に臨時財政対策債というのが加算されます。したがいまして、臨時財政対策債が増加しても指標は下がるという傾向になるものでございます。 ◆委員(依田好明君) よく分かりました。それと、この市債残高がだんだん一般会計予算の総額に近づいていっているのですけれども、この発行というのは、どこまでが許容範囲というのはあるのでしょうか。 ◎財政課長(福島貴希君) 一般会計予算総額との対比ということでございますが、市債残高そのものは過去に借り入れた起債を複数年かけて償還していくものの合計でございますので、単年度の一般会計予算総額と一概に比較できるものではございません。したがいまして、許容範囲というのはお示しできないところでございます。 ◆委員(依田好明君) 分かりました。ただ、財政のバランスという点では、市債を増やしていくという点は少し問題があると思うので、よろしくお願いします。 ◆委員(三島久美子君) 臨財債が100%以上大幅な増額になったということは、先ほど来の説明の中でも交付税の補完的な措置としての臨財債なのだというお話なのですけれども、借金であることには変わりがないわけで、先ほど元利償還金が基準財政需要額に全額計上できるから有利な起債なのだと、将来的には交付税に反映するのだというふうには言っているのですけれども、現実問題、交付税は減額状態になっておりまして、今後地方交付税の先行きが非常に不透明な中で、この臨財債を借り続けなければならないという、その辺の理由というか根拠みたいなものをお示しできるのであればお願いいたします。 ◎財政課長(福島貴希君) 交付税と臨財債の関係ですけれども、我々が予算措置を行う根拠といたしましては、国のほうが示します地方財政計画を指針とするわけでございますけれども、この中で、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額というのは、令和2年度の地財計画の水準を下回らないように確保するというふうに国も明言しておりますので、本市としましても、その国の示す地財計画を目安とした臨財債というのは財政運営上必要な措置であるというふうに考えて、予算編成に臨んでいるところでございます。 ◆委員(三島久美子君) もちろん令和3年度の行政運営を確保するためにも、こういった財源というのはきちんと捉えなければいけない問題なのですけれども、先ほど起債残高が年々増加していくという流れもお示しいただきましたけれども、今後はしっかりと慎重な財政運営を行いながら、必要なものには必要な経費をかけていくという、そういう行政運営をきちんとお願いしておきたいと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  以上で歳入の審査を終わります。  続いて、歳出の審査を行いますので、60ページをお開きください。  1款議会費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 62ページをお開きください。  2款総務費ですが、1項総務管理費は内容が多岐にわたっていますので、2つに分けて審査を行います。  1目一般管理費から8目財産管理費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) 幾つか質問させていただきたいと思います。  64ページの2目人事管理費なのですけれども、職員研修費です。若干減っていると思うのですが、その要因についてお伺いできればと思います。 ◎職員課長(渋澤康行君) 職員研修経費が減額となった主な理由でございますが、長期派遣研修の人数が1人減少したことに伴いまして、旅費と宿舎借上料が減額となったのが主な理由となっております。旅費につきましては約60万円の減、宿舎借上料につきましては125万円の減ということで、合わせて185万円の減額となっております。その他の理由といたしましては、派遣研修負担金などが多少減額となっております。これは、新型コロナウイルスの影響で参加することができない研修が見込まれることなどから減額となっているものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 主管課で研修費を持ったり職員課で持ったりとか、いろいろと研修の費用については分かれている部分があるのですけれども、この辺の考え方と、また新年度の新規の事業に対してぽんと研修が生じた場合にどう対応していけばいいのか、ちょっとお伺いできればと思います。 ◎職員課長(渋澤康行君) こちらの職員研修経費の中で計上しておりますものにつきましては、特定の研修施設ですけれども、例えば市町村アカデミーですとか国土交通大学校など、特定の研修施設が実施する研修につきまして計上しているものでございます。その他につきましては、各所属の予算で計上しているという状況でございますが、全体的な考え方といたしますと、職員のスキルアップのために有益な研修など、そういったものにつきましてはできる限り予算の確保に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(林恒徳君) 消費生活行政とかそういう部分、内容としてはここの常任委員会ではなくなりますので省きますけれども、かなり新しい情報というのがばかばか落ちてきている部分があると思いますので、そういったところをぜひ職員課のほうもサポートいただけると大変ありがたいと思います。  続いて、その上の福利厚生経費の中の予防接種委託料の考え方をお伺いしたいと思うのですけれども、例えば障害福祉課なんかにいると、破傷風だとか、B型肝炎だとか、そういうのを打てる機会があったと思うのですけれども、この辺を今職員課で全部管理しているのかどうか、まずお伺いしたいと思います。 ◎職員課長(渋澤康行君) この予防接種委託料についてなのですけれども、基本的には全ての正規、非正規も含めた職員で必要な分についてはこちらのほうで計上しております。主なものといたしますと、B型肝炎と破傷風の予防接種ということになります。 ◆委員(林恒徳君) これもまた別の委員会になってしまうのですが、動物愛護センターの職員が狂犬病等々を扱うに当たって、そこの職員に対しての予防接種等、そういうのはまだ上がってきたことはないのですか。 ◎職員課長(渋澤康行君) 動物愛護センターの職員に対しましては、傷を負った場合に破傷風の感染のおそれがあるということで、破傷風の予防接種を嘱託も含めて実施をしているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 分かりました。できれば、現場の声がどんな形で上がってくるのかにもよりますけれども、ぜひともこの辺はよろしくお願いいたしたいと思います。  続いて、3目の文書広報費なのですけれども、この中のラジオ高崎番組制作・放送委託料についてちょっとお伺いしたいのですが、令和2年度はコロナ禍ということでいろいろ御苦労されていた部分があると思うのですけれども、この辺の部分を具体的にどういう形で対応していたのか、お話をお伺いできればと思います。 ◎広報広聴課長(松田和也君) ラジオ高崎番組制作・放送委託料は、高崎市の市政情報をはじめとした6つのレギュラー番組を制作、放送するものでございます。具体的には、市政情報とか市内で開催されるイベントの情報などをタイムリーに伝える番組「マイタウン高崎」は平日1日2回の放送、広報高崎の掲載記事であったり記者会見の資料などをアナウンサーが紹介する「高崎市からのお知らせ」、このような番組を毎日放送しております。そのほか、「外国語市政情報」、「高崎歴史散歩道」、「ギャラリートーク」など、そういった番組を放送しておりますが、昨年の緊急事態宣言以降、新型コロナから市民を守る取組のために再三にわたってこの番組の中で放送させていただいております。また、発熱等の症状があって不安な場合の問合せ先、相談窓口の紹介を、朝夕の通勤時間帯を中心に放送してまいりました。また、ラジオ高崎独自でも、コミュニティーラジオとしての役割から、番組の間の時間を活用して新型コロナウイルス感染症情報として手洗いであったりマスクの着用を呼びかけたり、また「新型コロナに負けるな」を合い言葉にした番組「マケルナラジオ」を放送したり、また年明けからは高崎市長自ら市民に向けてマスクの着用を呼びかける放送を行ったりしているのが現状でございます。 ◆委員(林恒徳君) 聞くタイミングというのがあるのだと思うのですけれども、音楽がずっと流れていたりとか、例えば通勤時間30分程度というような場合でずっと音楽しか聞こえないとか、そういうタイミングもまれにあったりするのかもしれないですけれども、たまに聞くとコロナの関係の印象が薄いという話も市民の方から聞くことがあるものですから、その辺はちょっと新年度予算の中で意識していただけると大変ありがたいなと。かなりいろいろ頑張っていただいているのですけれども、24時間やっている中の一部を聞いている人というのは、タイミングが漏れるケースというのが絶対あると思いますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、66ページの自治振興費のほうに入らせていただきます。この中の区長事務取扱経費ということで、例年とそれほど変わらない額が提示されているのですけれども、コロナ禍で令和2年度というのは区長会の皆さんもかなりいろいろ対応するのに御苦労いただいたと思うのです。令和3年度に向けて、高崎市はこの事務取扱い経費を含めて区長会の皆さんへどういう対応をお願いしているのか、お伺いできればと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 当該区長事務取扱経費の中で、例えば町内事務取扱委託料であるとか、いろいろな交付金だとかというふうにあると思うのですが、事務に関しましては、区長さんのほうに広報などの連絡文書の配付であるとか市政の事務執行上の調整、協力をしていただいたり、市が区長さんや嘱託員さんにお願いしている事務に係る経費に充てていただくために、一定の基礎を持って支出させていただいているものでございますので、その事務の詳細を積み上げた結果によってその額が変動するもの、そういう性格のものではないというふうに認識させていただいているところでございます。現在、地域の中でも行政需要だとかそういうものが多様化して、課題というものも非常に多くなってきており、そういった取組の中で、地域の皆様方にいろいろ協力していただかなければならないことが非常に多い中で、そこにつきましては丁寧に、こちらとしてもお願いをさせていただきながら、認識を一にして取り組ませていただきたいというふうに考えているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) 今回は、ここの部分の項目だとほぼ交付金というような形で、補助金の取扱いではない形かなというふうに思うのですけれども、たまたまうちの地元の区長会長さんとお話ししていて、多分まちづくりのほうのお金だったと思うのですけれども、事業が実施できなかった部分に対して余っているのだったら市のほうに返還してくださいというのを結構頻繁に言われていたという話を聞いています。それに併せて、林のところの消防団にも区長会から交付金を出しているけれども、あれを使っていないのだったら戻してくれという話をしていいのかという話があって、大体同じような取扱いをしているので、それぞれの町内会とすり合わせをしないとまずいですよという話をして終わったのですが、今回みたいな本当に緊急事態の状況というのは区長さん方も初めて経験することで、いろいろ混乱するところもあったと思いますので、ぜひともそこの部分に対しての丁寧な対応というのをお願いして、ここまでの質問は終了させていただきます。 ◆委員(三島久美子君) 細かいことなのですけれども、63ページの説明欄の真ん中辺、国際交流事業があるのですが、一番下の市国際交流協会交付金は減額をされていますけれども、どのような理由によるものなのか教えていただきたいと思います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 国際交流協会が市交付金で実施する事業のうち姉妹都市との交流事業や海外都市との市民交流事業につきましては、コロナ禍により海外との行き来が難しいため、海外交流に係る事業費を減額したものでございます。 ◆委員(三島久美子君) 分かりました。なかなか難しい状況であることはよく理解するのですが、非常に国際交流は大事な事業なので、費用がかかるようなことだけではなくて、リモートで何か展開をするとかいろんな形で、これからコロナの状況が変わってくればぜひとも補正予算なりを組んで、この辺は積極的に取り組んでいただくようにお願いをしておきます。  それと、65ページの人事管理費なのですけれども、先ほど研修費が減額された理由というのは理解をさせていただきましたけれど、やはり研修をしっかりと進めていっていただいて、特に私が気にしているのが、女性の管理職育成のための研修なども非常に重要なのではないかなというふうに思っておりますので、その辺りは令和3年度に積極展開をしていただくことをお願いしておくのですが、そこで9月のこの常任委員会でもお伺いしたのですけれども、女性管理職の比率に関して新年度は女性管理職の登用がどのように変化していくのか、その辺りを確認させていただきたいと思います。 ◎職員課長(渋澤康行君) 女性管理職の人数や割合につきましては、まだ目標値には達していないものの、毎年徐々にではありますが着実に増加している状況でございます。令和3年度の女性管理職の登用の状況につきましては、人事異動の結果となりますが、引き続き女性管理職の積極的な登用に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(三島久美子君) まだ現段階では公表できないということで、上がるということで解釈してよろしいのでしょうか。 ◎職員課長(渋澤康行君) 今の段階では、申し訳ございません。 ◆委員(三島久美子君) ぜひとも今までの流れをくんでいただいて、活躍推進行動計画もございますので、当然その辺りを考慮して市長も考えてくださっていると思いますけれども、女性の登用をぜひともお願いしたいと思います。  それと、69ページの会計管理費の部分です。公金収納代行委託料というのがここに計上されているのですけれども、公金の収納には口座振替だとかコンビニだとかモバイルだとか、いろんなクレジット、そしてまた今年の1月4日からですか、ラインペイとかペイペイによるスマホ決済も行われていると思うのですが、ちょっとよく分からないので教えてもらいたいのが、こういったものにはそれぞれ手数料というのがかかると思うのですけれども、具体的にどのくらいかかっているのか、計上されている金額で多分試算がされていると思うのですけれども、教えていただきたいと思います。 ◎会計課長(冨加津豊君) 公金収納の手数料ですけれども、手数料としては11節の役務費に計上してございます。口座振替が年間約1,169万円、ペイジー収納が721万円、クレジット収納が107万円の費用を見込んでおります。また、コンビニ・モバイル収納、本年1月からスタートしましたラインペイなどによるスマホ決済については収納代行委託料として計上してございます。費用の内訳ですけれども、基本料金として年間187万円、そして従量料金として1件55円ですので、コンビニ・モバイル収納が約3,690万円、ラインペイなどによるスマホ決済で約94万円の費用を見込んでおります。 ◆委員(三島久美子君) 55円というのは、これはコンビニ、モバイル、ラインペイとか、その辺が1件55円という考え方でよろしいのですか。 ◎会計課長(冨加津豊君) コンビニ、モバイル、スマホ決済につきましては、同じ業者さんに収納代行者として地方自治法の施行令に基づいて委託契約を結んでいるところでございまして、この費用が税抜きで1件55円ということでございます。 ◆委員(三島久美子君) 分かりました。その代行事業者と契約でやっているわけですね。ある程度手数料がかかっても、やっぱり便利な収納の仕方というのは非常に重要だと思いますので、納税をしっかりしていただくという意味では大変重要なので、これからも積極的に進めていただきたいと思いますけれども、ちょっと一般質問なんかでも出ましたが、マイナンバーカードとの連動というのは、この公金の取扱いで今後どうなっていくのか、確認だけさせてください。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 公金の取扱いにおける市民の利便性向上のため、キャッシュレス決済をはじめとする様々な納付手段を工夫し、導入してまいりました。今後は、国の動向を注視しながら、マイナンバーカードと連動した効率的な利用方法を含めて研究を進めてまいります。 ◆委員(三島久美子君) これからいろいろ検討されていくと思いますけれども、いわゆる私なんかみたいなアナログ人間にも利便性が高まるような、多くの市民がマイナンバーカードは便利だなと思えるような手法をぜひとも構築していただきたいと思っています。  あと1点だけ。75ページの辺りなのですけれども、いわゆる公共施設の関係で、実にしつこいようなのですが、新町支所の問題で、過去にも何度も何度も指摘をさせていただいているのですが、今コロナ禍の中で非常に財政的に厳しいということも重々承知した上でありますけれども、新町支所は防災安全上の問題があるだけではなくて、いろんな意味で、空調設備も旧式だとかエレベーターもないということも含めて、市民サービスの低下というか、市民サービスにとっても、また職員の方の職場環境としても大きな課題があるのではないかなと思っています。それで、この移転、建て替え計画についてぜひとも推進していただきたいのですけれども、新年度はその具体的な検討をする会議でもせめて立ち上げていただいて、この道筋をつくっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ◎総務部長(曽根光広君) 毎年御質問いただいているのですが、懸案でありますことは十分に認識をしておりますが、具体的に現在のところ新町支所の建て替えについてプロジェクト等を立ち上げて検討を進めているという状況ではございません。今後につきましても、支所機能も含めてそういった施設を今後どのように建て替えていくのか、位置づけていくのか、引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(三島久美子君) しつこいようですけれども、洪水浸水想定区域にやっぱり防災安全上の、いわゆるいざというときの地域の拠点があるというのも非常に大きな問題だなと思っておりますので、ぜひとも今後具体的な検討に入っていただくことをお願いしておきたいと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  76ページをお開きください。  9目企画費から20目総務諸費について御質疑ありませんか。 ◆委員(樋口哲郎君) 2款1項9目企画費の中で、企画調整課経費の項目の高崎ブランド・シティプロモーション事業委託料6,000万円、今年度から2,000万円減額で予算が盛り込まれておりますが、新年度の取組について教えてください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 令和3年度につきましても、令和2年度に引き続きまして、現在取り組んでおります絶メシ、農Tube(チューブ)高崎、高崎PR大使に係る大きな3件の事業を継続いたしまして、国内のみならず海外に向けました本市のシティプロモーションを展開してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 引き続き大きく3つの事業を展開していくとのことですけれども、予算6,000万円の内訳を教えてください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 内訳といたしましては、絶メシに関しましては1,000万円、農Tube高崎につきましては4,400万円、高崎PR大使につきましては600万円ということでございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 各事業に適切に配分されて、さらに高崎の魅力が各事業を通じて存分に発信されることを期待しております。  続いて、その下のSNS等を用いた移住定住促進事業委託料1,000万円とありますけれども、委託業務の内容をお伺いします。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 現在運営しておりますフェイスブック「高崎目線」というものを継続させていただくとともに、今年度の取組を踏まえまして、より効果的な情報発信手段を検討しつつ、移住、定住につながる情報発信に努めていけるような事業展開をしてまいりたいと考えております。 ◆委員(樋口哲郎君) 今年度の当初予算に比べて500万円ほど減額されていますが、その理由について教えてください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 令和2年度の当初予算といたしましては、委員おっしゃるように1,500万円ということで計上させていただきましたが、年度中に500万円の減額補正をさせていただいておりますので、補正後と考えますと同額ということで今回計上させていただいたところでございます。継続させていただいている事業でもございますので、コロナ禍であることも踏まえながら、効率的な執行、また効果的な発信に努めていくこととして、予算の圧縮に努めたところでございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 今年度も減額補正されたとのことで、今年度と同様の予算ということが分かりました。魅力ある高崎を移住先として選んでいただけるよう、今後も様々な媒体を使って情報発信をよろしくお願いいたします。  次のページなのですけれども、79ページの高崎芸術劇場・高崎アリーナ企画誘致事業ということで2億350万円とありますが、この委託事業の内容をお伺いします。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 市民に質の高い芸術文化あるいはスポーツの鑑賞、観戦の機会を提供するとともに、本市の都市力の向上に資する誘致業務を委託するものでございます。特に令和3年度におきましては、1年間延期されておりました東京2020オリンピックの事前合宿に係る調整や受入れを行うとともに、全国規模の大会等の誘致に取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 事業内容は分かったのですけれども、委託先は高崎財団でよかったでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 委員おっしゃいますように、高崎財団でございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 今年度と同様の委託先と分かりましたが、今年度の当初予算に比べて580万円の増額となっていますが、その理由を教えてください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 委託内容に係る各経費につきまして精査をさせていただきつつ、より多くの市民の方に喜んでいただけるイベントの誘致に必要となる費用を積み上げたところでございます。また、東京オリンピックの事前合宿受入れに当たり、新型コロナウイルス感染症の対策等に係る経費も踏まえまして、若干の増額となったところでございます。 ◆委員(樋口哲郎君) コロナ禍の中での様々な対策費が含まれているとのことですので、対策をしっかり行っていただきまして、芸術文化、スポーツに資する企画誘致に努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(依田好明君) 76ページ、77ページですけれども、企画調整課経費の中の移住促進資金利子補給金なのですけれども、1,100万円増額で13.8%増なのですけれども、利用増を見込んでいると思うのですけれども、これまでの中で倉渕、榛名、吉井でそれぞれどれくらいの実績があったでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 平成28年から制度が始まったわけでございますが、5年間の全体の実績といたしましては今年度の見込みを含めまして418件でございますが、その内訳といたしまして、地域といたしましては倉渕地域で6件、榛名地域で123件、吉井地域で289件でございます。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございます。それと、この事業は移住促進が目的なのですけれども、その効果についてはどうお考えでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 当該制度を利用して高崎市のほうに転入していただいている方が多くいらっしゃいますので、県外、また市外からの転入による人口増加や地域外への流出が抑制されているという一定の効果があったものというふうに考えているところでございます。 ◆委員(依田好明君) それでちょっと確認したいのですけれども、もともと親が市内の近くにいるというような形の移住というのは、その中でどれくらい含まれているのでしょうか。吉井地域や榛名地域の実家の近く、あるいは実家の敷地に移住するというのはどれくらいあるのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 委員さんお尋ねの同地域内、また市内他地域からということでございますが、全体418件のうちおよそ8割方がそのケースに当たっている状況でございます。 ◆委員(依田好明君) そういうケースですと、本来の移住促進から見ると少し問題があると思うのです。3月6日付の上毛新聞に移住先として群馬県が全国10位に選ばれておりまして、しかも上昇しているのです。なので、本来県外あるいは首都圏などからの移住を促進することが大事だと思うのです。これまでは空き家バンクに否定的だったのですけれども、自治体が関与する安心感が大きいと思うのです。とても使えないような空き家は別として、今後も使えるような空き家住宅について情報発信するというような方向性は検討できないでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 空き家に関する支援のことは、他課が所管しているところでございますが、私ども企画調整課といたしましても、コロナ禍であり、働き方、また住所というのでしょうか、そういったものに対する考え方が異なってきている状況もありますので、そういったことも踏まえながら適切な発信に努めてまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(依田好明君) 最近は首都圏からの脱出というのも、コロナ禍でいろいろ言われておりますので、そういった方向を考えていただければと思います。  それから、78ページの高崎芸術劇場・高崎アリーナ企画誘致事業なのですけれども、施設ごとの割合というのはどのくらいになるのかということと、その中でオリンピックに関連した部分はどのくらい想定されているのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 委託料におけます施設ごとの割合ということでございますが、芸術劇場に係るものが全体の中でおよそ15%、アリーナに係りますものがおよそ85%ということで見込ませていただいております。また、オリンピックに関連する経費ということでございますが、委託料全体のおよそ半分の50%程度がその額というふうに見込んで積算をさせていただいているところでございます。 ◆委員(依田好明君) オリンピックの開催自体が危ういというような状況もあるのですけれども、その中で多くを期待できないと思うのです。コロナ禍でイベントが次々と中止になって、芸術家などの活動機会が失われているので、ぜひそういう機会を広めていただければということで、取組を求めたいと思います。 △休憩 ○委員長(後藤彰君) 審査の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。  午前11時34分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 0時58分再開 ○委員長(後藤彰君) 会議を再開いたします。
     休憩前に引き続き審査を行います。  76ページの9目企画費から91ページの20目総務諸費について御質疑ありませんか。 ◆委員(丸山和久君) 87ページの高度情報化推進事業の部分にあります、公衆無線LAN回線使用料の設置場所及び利用件数について分かったらお知らせください。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 設置場所につきましては、高崎駅周辺で3か所、榛名地域で4か所及び高崎アリーナ、高崎芸術劇場でございます。令和2年度、10か月分のアクセス件数は、合計で29万1,048回、内訳につきましては、高崎駅周辺23万1,687回、榛名地域1万6,460回、高崎アリーナ2万1,477回、高崎芸術劇場2万1,424回となっております。なお、構築費用につきましては1か所約220万円で、回線費用などのランニングコストは月額3万7,000円となっております。 ◆委員(丸山和久君) ありがとうございました。昨年は、榛名地域というのはいろいろ、観光客がコロナの中で減ったりだとかというふうになりましたけれども、榛名地域については前年対比でどんな感じなのですか。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) コロナ禍の中でも、榛名地域におきましては前年対比115%、15%の伸びでございました。 ◆委員(丸山和久君) 情報化の時代の中で、こういった公衆無線LAN、まだまだ市内に、これからも主要なところにつけるような計画でやっていただきたいというふうに思います。  もう一点いいですか。今デジタル化が進んでおりますけれども、行政事務のペーパーレス化やタブレット端末の導入についてお考えがあるかお聞かせください。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 行政事務のペーパーレス化につきましては、文書管理システムなどを活用して取り組んでいるところでございます。今後は、今まで以上に職員に対し文書事務の電子化への意識づけを行います。加えて、タブレットの利用やペーパーレス会議システムの導入等に関しましても、デジタル庁の設置など国の動向や社会情勢の変化を踏まえ、導入に向けて費用対効果を見極めながら研究してまいりたいと考えております。 ◆委員(丸山和久君) いよいよ小学校、中学校の生徒にタブレット端末といいますか、子どもたちもそういうふうな部分の中でなれ親しんでいくと思いますけれども、本当にいち早く職員も、また議会も、そういったタブレット端末で対応ができるような方策を喫緊の課題として考えていただければというふうに思います。 ◆委員(逆瀬川義久君) 最初のほうに戻っていただいて、77ページの中ほど、午前中にも質疑がありましたけど、SNS等を用いた移住定住促進事業委託料ということで、3年目ということなのですけれども、内容については先ほどありましたので、承知したのですけれども、過日、2月の終わりに、各議員に、この移住・定住ということで、移住情報発信ウェブサイトの開設ということでペーパーが配られました。拝見しますと、日程的にこのウェブサイトが3月1か月間という形になっているのですけれども、この辺というのは、この事業に関連して新年度以降に何かお考えがあるのか、お伺いいたします。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 2月の末に、各議員の皆様方にバーチャル市役所、移住定住シンポジウムを開催いたしますということで御案内をさせていただいたところでございますが、こちらにつきましても市の事業の発信という観点の事業の一環で執り行わせていただいているものでございます。こちらにつきましては、年度における1か月間ということでございましたが、新年度におきましても、オンラインだとかによる移住の相談ができる体制、随時で受けられるような形での準備を進めさせていただいているところでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 何らかの形で継続をしていただけるという方向で考えているのだろうというふうに今受け止めさせていただきました。お昼前にもありましたけれども、やはり移住・定住ということで、首都圏から高崎方面に住まいを移すということを検討されている方も新聞報道でありましたし、また先ほどの午前中の質疑でもありましたけれども、やはりそういうところ、情報を取りやすいような窓口を継続して新年度1年間やっていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  すみません、もう一点いいですか。81ページのくらぶち英語村の関係なのですけれども、歳入のところでもちょっと質疑がありました。定員を縮減してというようなお話もあったかと思うのですけれども、新年度は、短期、週末コース等もあります。令和2年度は、どんな形でコロナ禍の中、応募の受付をし、また運営してきたのか、新年度は、それを踏まえてどんな形でやっていくのか、お知らせいただければと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 今年度の英語村につきましては、通年コース、週末コース、短期コースということで、3つのコースで進めさせていただいたところでございますが、通年コースにつきましては、50人程度の申込みがあった中で、22人ということでスタートさせていただいているところでございます。また、週末、短期コースにつきましては、今年度の状況といたしましては、新型コロナウイルス感染症の防止対策といたしまして、県内在住者を対象として実施することとし、週末コースでは全体で5回の実施で130名ほどの応募が、また短期コースでは夏冬合わせて3回実施し、120名ほどの申込みがあったという状況でございます。令和3年度に関しましても、そのような、コロナ禍の中でも安心して参加いただけるような体制を構築しながら取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◎市長(富岡賢治君) 短期、週末コースは意図的に地元の方に参加していただくように促してやっておりますけれども、うれしいことに、長期のほうが、今年募集しましたら、特に高崎の地元の人が、子どもがうんと応募してきたのです。それで、たしか結論的に言うと3分の1ぐらいが地元になるのではないでしょうか。これは、私が目指したことで、意図的に地元を集めますとレベルが落ちますし、評判が決してよくない、ステータスが下がりますので。全国で非常に注目されている事業でございますから、自然に地元の人たちが手を挙げてくださるようになるのが正しいと私は思っていました。個別な話をしてもいけませんが、大変優秀と思われるお子さんが高崎の外から申し出たということで、自画自賛ではないですけれども、そういうことを実は目指しておりましたので、これを高崎だけ優先しますというのはよくない。ステータスが下がりますので。自然にそうなるといいということで、そうなりつつありますので、ちょっと御報告申し上げます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今市長のほうからも御説明いただきました。市内のお子さんの応募の比率も上がってきているということで、そういう意味では、非常にこのくらぶち英語村の評判も、多分お母さん方の中でも意識の中に入り、口コミで伝わり、評判も上がってきているのかなというふうに思います。新年度もコロナ禍の影響というのがまだ若干続いていくと思うのですけれども、コロナに十分注意していただきながらしっかり運営を続けていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ◆委員(林恒徳君) そうすれば、78ページの一番上、説明欄のところですけれども、東南アジア映画交流事業についてお伺いいたします。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 東南アジア映画交流事業につきましては、高崎市におきましてもフィルムコミッションの活動というのを展開させていただいている中で、ロケの誘致であるとか撮影支援というものに取り組ませていただいているのですけれども、それを国内のみならず海外のほうにも目を向けて、高崎市の中の映画に関連する事業での関係者と、ネットワーク等も用いながら、海外にもロケの誘致活動をさせていただいたり、その協力をさせていただくというようなことをこの事業の中で取り扱わせていただきたいというふうに考えているものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 今回、市長からところどころで高崎の映画をというような話が出てきている部分ですけれども、それを実現していくのに当たって、この事業というのはどんな役割を果たしていくのですか。 ◎市長(富岡賢治君) 林委員の言っている私が言っているということは、ちょっと趣旨が違うと思うのです。私は、将来高崎を舞台にしたような映画づくりが若者の間でも生まれるといいなということを申し上げていますけれども、この事業とは全然別でして、この事業はありがたいことに、高崎のフィルムコミッション、それから年間を中心として、志尾さんという大変映画人の中で信頼されている女性が高崎にありがたいことにいて、この方が大変努力して非常に人脈を広げてきましたので、高崎の映画祭を単にいい作品だけを上映する場ではなくて、東南アジアなんかのいい作品を意図的に上映するようなプロジェクトを始めたらいいのではないかということになって、それは大変いいことだということで、応援しようということです。ただ、コロナで映画人の交流ができないというのがちょっと心配でございまして、もう少し様子を見てまいりたいと思います。 ◆委員(林恒徳君) 結構市長の、今年度の後半ぐらいからですか、話を聞くと、高崎を表した音楽だとか映画だとか、そんな話をちょろちょろ聞いてきたので、ストレートに映画というような形の事業が出てきたので、ちょっと関連性も含めてお伺いさせていただきました。  続いて、今度は86ページになります。先ほど丸山委員のほうからも高度情報化推進事業の関係で質疑があったのですけれども、例えば今文書管理システムなんかの場合、紙決裁と両方とも、並行で進んでいると思いますけれども、デジタルシステムの決裁だけで通すような起案だとかそういう流れは、今庁舎内であるのでしょうか。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 社会情勢等の変化により、行政事務のデジタル化につきましての重要性はこれまで以上に高くなっております。本市では、先ほどの文書管理システムを利用して電子決裁を行っております。それとあと、行政事務の電子化、ペーパーレス化にも取り組んでおります。今後、職員に対して今まで以上に電子化の意識づけを行いまして、タブレットの導入を含めて費用対効果を見ながら研究を進めてまいりたいと考えております。 ◆委員(林恒徳君) 私がまだ職員だったときに最初に導入されて、文書とシステムと両方ともチェックしなくてはいけなくて、係長、課長がえらくチェックが大変だなんていうふうに言っていた時代からもう大分過ぎていますので、できるだけペーパーレス化を進めていただきたいと思うのです。あと、そのすぐ下に地理情報システムというのが入っているのですけれども、これって例えばタブレットに抜き出して職員が持ち出しするような仕組みにはなっているのでしょうか。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 地理情報システムにつきましては、庁内で職員が見る部分と、あと「まっぷdeたかさき」といいまして、インターネットから市民の方に見ていただく部分の両方がありますが、今委員御質問の職員がタブレットにデータを入れて持ち出す仕組みについては、今後の研究課題として考えております。 ◆委員(林恒徳君) 結構、この地理情報システムは非常にいいシステム、使い勝手もいいですし。また、本当に分からないところへ行くときに印刷して持ち運びしている職員なんかも結構多いと思うのです。それが、これからはペーパーレス化という部分もありますし、あとは今回リモートワークだとか、そういうのがさんざん言われていた中で、市役所のシステム的なものというのはやっぱり庁舎内に来ないと接続できない。要はこれは情報の漏えい等の問題もあって、そういう仕組みだと思います。そんなところも含めて今後しっかりと検討していっていただければありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(三島久美子君) 何点かお伺いします。  まず、77ページの先ほど来話題になっている高崎ブランド・シティプロモーションの件なのですけれども、新年度は全体として減額をされています。先ほど細かいことをお知らせいただいたのですが、この減額の理由というのはどのようなものなのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 大変申し訳ありません。ただいま質問のほうがちょっと聞き取れなかったもので、もう一度お願いしてもよろしいでしょうか。 ◆委員(三島久美子君) 高崎ブランド・シティプロモーションで、絶メシとか農TubeとかPR大使に関して、令和2年度よりも令和3年度は額がちょっと減らされていますよね。その辺の理由というのは何かあるのですか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 当該事業につきまして2,000万円減額をさせていただいたところなのですけれども、こちらにつきましては複数年継続をさせていただいている事業でありますので、それらの今まで取り組んできました内容を踏まえまして、効率的に執行させていただきたいということで、予算のほうは縮減に努めたところでございます。 ◆委員(三島久美子君) 継続的なことということで圧縮できたというわけですね。ちょっと具体的な話なのですが、高崎PR大使、ジネット・アウさんが令和2年度にどんなことをやってくださったのかなということと、また新年度はどんなことを企画しているのか教えてください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 令和2年度におきましては、PR大使であるジネット・アウ氏にSNSを活用していただいて、高崎産の農産物のPRであるとか、シンガポール高島屋に開設されました高崎産の農産物コーナーでの販売促進につながるPR活動等を実施していただきました。また、若干観点が異なるところもあると思いますが、今般新型コロナウイルス感染症の予防対策の一つであります「いつでもどこでもみんなでマスク!」というキャッチフレーズでマスク着用の啓発をさせていただいている動画のほうにも参加をしていただくなど、高崎市の事業の中で、いろいろな面で活動していただいているところでございます。新年度におきましても、引き続きSNSによる高崎の魅力の情報発信や、コロナの状況を見ながらでもあると思いますが、イベントのほうに参加していただくなど取組を考えさせていただいているところでございます。 ◆委員(三島久美子君) なるべく有益な御登場をいただいて、高崎のPRになるように努力していただきたいと思います。  次に、同じページで、高崎財団補助金というのが出てきます。4,751万8,000円、これは全く今年度と同じ金額なのですけれども、全て人件費ということなのですが、具体的にその内容をお知らせください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) こちらは、高崎財団の組織強化を図るために、外部の専門家、有識者の人材登用に伴う役職員の人件費、また、高崎アリーナの運営において企画誘致事業を担う職員の人件費に係る補助金でございますが、財団の組織強化のための外部人材登用として、役員である理事長、副理事長、専務理事の3名、また、アリーナの企画誘致を担う職員、嘱託1名を含む職員5名の人件費に相当するものでございます。 ◆委員(三島久美子君) 分かりました。ありがとうございます。  続きまして、SNS等を用いた移住定住促進の件なのですが、先ほどの今年度に引き続きやっていくという中で、逆瀬川委員が例のバーチャル市役所、移住定住シンポジウムとオンライン移住相談窓口のお話を出したのですけど、これは新年度もなるべく継続していきたいというお話ですが、今回のことでアクセスをしてみても、非常にアクセスの仕方が分かりにくくて、本当に誰でもいつでもアクセスできるような状況になっていないなというのがちょっともったいないかなというふうに私は感じているのですけれども、その辺り、新年度に向けてどんな工夫をしていくのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎総務部長(曽根光広君) おとといこのシンポジウムの第1回がありまして、私もスマートフォンからアクセスしたのですが、ちょっとつくり込みの関係で分かりにくいという面があったかと思います。これにつきましては、現在リアルタイムでといいますか、分かりやすい形での移住相談ができるような仕組みというのを新年度も継続して構築して、使っていけるようなものを現在考えておりまして、まだ発表できるようなシステムはできていませんが、今回の反省点を踏まえて、今作業を進めているところでございます。 ◆委員(三島久美子君) 了解です。本当に皆さんがアクセスしやすい、簡単に入れるというのが非常に大事だと思うので、今回はちょっと複雑だったかなと感じておりますので、その辺りをよろしくお願いします。  移住促進資金の利子補給の件に関してお尋ねしますけれども、先ほどもちょっと出たのですが、もう少し具体的に、この過去5年間、県外からどのくらいの人がこれを利用したのか、また市外からはどうだったのか、また市内のほかの地域、要するに吉井だったらほかの地域からの方が吉井に入ったとか、また同一地域の中でどのくらいの御利用があったのか、その辺り、ちょっと細かいのですけれども、教えていただけますでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 年度ごとということで利用者の状況につきましてお知らせをさせていただきたいと思いますが、制度を利用した方がどこから転入、あるいは転居されたかにつきまして、県外から、市外から、市内の他地域から、同一地域内での順番で申し上げさせていただきますと、平成28年度においては、県外からがゼロ件、市外からは6件、市内他地域からは11件、同一地域内が32件でございます。平成29年度、同じ順番で申し上げさせていただくと、4件、11件、29件、56件、平成30年度においては5件、17件、26件、62件、令和元年度では5件、8件、20件、54件、今年度は、現状でございますが、2件、10件、19件、41件、このような内訳でございます。 ◆委員(三島久美子君) さっきも出ていましたけれども、もちろん同一市内で高崎から出ていってもらわないようにするというのも非常に市長もよくおっしゃっている大事な視点で、県外、市外からお見えになられる方が増えてくれるのが理想的なのだなと。さっきのSNSの移住促進にもつながりますけれども、こうやって見てみると、だんだん少しずつ市外からの興味も増えているのかなと思いながら、その辺りについてもっと積極的にアピールをしていただきたいのですけれども、実際に高崎市のホームページを見ると移住・定住というカテゴリーの中にこの制度が載っていないのです。ほかのところから飛ぶようになっていて、生活というカテゴリー中の引越し・住宅というところを引くと、この移住促進資金利子補給のこれが出てくる。この移住・定住に関して、もう少し全体的な構成として分かりやすいような何かを構築していかないと、せっかく上毛新聞にも掲載された、例のふるさと回帰支援センターのほうの調査による群馬が全国で10位の移住希望地域になったということも生きてこないと。その辺に関して、やはりもっと積極的な移住・定住に対するホームページのつくりも含めて推進してもらいたいと思うのですけれども、その辺りはいかがでしょうか。 ◎市長(富岡賢治君) その点は、議会でもそういう御趣旨の質問が何回かありまして、私もちょっとそれは改善しなくてはいけないということで、総務部長を筆頭としまして、つくり方を今工夫してもらうように指示しているところでございますけれども、ちょっと理屈を言いますと、移住・促進を進めるというのは、単にアパートがどうですよとか、入ったらこういう補助金がありますよなんていうのではないのです、本当に移住を進めるのは。福祉だとか医療だとか、委員よく御案内だと思いますけれども、そういう総合的なことの情報を提供して高崎のまちが魅力あるものを示すということが具体的な中身であるべきなので、そうしますと割合ホームページのつくり方が難しい。あっちへ飛ぶ、こっちへ飛ぶなんていうことが起こり得るのですけれども、それではペースが合わないので、やっぱりすっと入れるようにしたほうがいいということで、これも議会で質問があって、この間もそれを進めるようにというように指示したところでございますので、ちょっと改善はいたします。  それから、最初の質問の移住促進の利子補給金ですけれども、議会で三島委員から何度も質問されて、要するに御趣旨は、吉井、榛名、倉渕だけではなくて、まちの中心地にも適用したらどうだとかという御指摘もいただいたりしておりますし、それから何よりも同じ地域内に移るのを支援するというのはいかがかという基本的な問題があるのです。吉井の長男坊が結婚して今度外へ出ていくときに、親父さんが持っている土地の隣にうちを造ったりするときにそういうものを補助するのかなんていうことになると、それは大分議論したり考えたのですけれども、出ていくよりはいい、そしてそういうことをきつい条件でやるよりは緩やかにやっていこうではないかということで今やっておりますけれども、もう少し推移を見ながらやっていこうと、こう思っております。ただ、最近メディアでこういうコロナ時代で地方へ移住する意欲が湧いてきたと。意欲は出てきているかもしれませんけれども、そんなに多いわけではないですから。言われているほど、楽観するほどいらっしゃい、いらっしゃいという感じにはなっておりませんので、これは大体比率は今ぐらいの話なのではないかと思いますので、いいものをつくっていきたいと、こう思っています。努力します。 ◆委員(三島久美子君) 市長から力強いお言葉を頂いたので、期待をしたいと思います。確かに私もそんなに簡単なことではないと思うのですが、できることはやっていただきたいなと思っています。  次に、高崎芸術劇場、高崎アリーナへの、79ページですか、企画誘致事業、これも皆さん多くの方が御質問なさっているのですけれども、この委託料の積算根拠と言っていいのですか、人件費だとか旅費だとかいろいろあると思うのですが、その辺はどういう形で根拠に基づいてこの2億350万円を計上したのか教えてください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 主に今回積算をさせていただいたものにつきましては、東京オリンピックにおけるホストタウン相手国、あるいは女子ソフトボール日本代表の事前合宿に係る受入れ経費等になりますが、旅費、交通費、また賃借料、会議費というものが主立ったものでございます。また、芸術文化事業にあっては、高崎芸術劇場の広報宣伝、催物の誘致に係る経費を積み上げさせていただいたところでございます。 ◆委員(三島久美子君) きちんと積算をした上でこの金額になったというふうには理解しました。かなり大きな金額ですので、成果、結果が出るような御努力を行政運営の中でお願いしておきたいと思います。  まだいいですか。10目の地域振興費の中で、ふるさと納税大学等支援金というのが出てきます。これは、新型コロナウイルスの関係で市内7大学、短大の学生を支援するためにつくられたものだと思うのですが、現状はどうなっているのか教えてください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) ふるさと納税をしていただく際の使途項目として大学支援に係る項目を追加させていただき、昨年の6月19日から受付を始めたところですが、1月末の時点で同項目を使途として、およそ350件、600万円ほどの寄附をいただいたところでございます。 ◆委員(三島久美子君) 新年度は270万円ということになっているのですが、これはどういった根拠で算出したのですか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 新年度を270万円といたしましたのは、予算編成をさせていただく時点において、その際の寄附の状況を踏まえまして、年間に換算し、支援金額として積算させていただいたところでございます。 ◆委員(三島久美子君) 寄附ですから、たくさん来れば、またたくさん使えるということになるので、もっとこれが増えてくれることを望みたいところでございます。  あと一点だけお願いします。81ページのくらぶち英語村の関係ですけれども、先ほど市内の子たちも大分来るようになったという喜ばしいお話も聞きました。もちろん市外からもどんどん来ていただきたいという中で、子どもたちが倉渕小学校、中学校に通うわけなのですけれども、ちょっと学年によってばらつきがあるというふうに伺っていますが、受け入れるときにそのバランスみたいなものを考えて受け入れていくように、それは通年コースの話ですけれども、その辺はどのように考えて生徒さんを受け入れているのか、お答えいただきたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) 三島委員、無理です。本当に優秀な子ばかり応募してきます。全国からです、大阪や北海道から。その中で、団体行動できるような子どもと、こういうふうに緩やかな選択をさせていただくのですけれども、割り振りなんかで1学年2名ずつというようなことをやりますと、ちょっとそれは堅過ぎて、まだ無理です。しかも、20人ぐらいの話ですから、各学年で割れば1人とか2人になってしまいますから。それから、例えば中学3年生ぐらいになるとやっぱり進学のことがあるので、出ていってしまう人がいますけれども、出ていかないで、すごくいい進学校なんかに行くというケースも出てきましたから、それはもうちょっと緩やかに見ていただけますか。 ◆委員(三島久美子君) というのは、ちょっと受入れ側のほうの学校も大変かなというような、ある学年だけ急に増えてしまったとか、そういうようなこともあるのかなという心配の中でお聞きしたわけですけれども、何も決めて採ってくださいとかという、そういうことではなく、ある程度はバランスを考えていただくことも大事かなということで質問させていただきました。課題もたくさんあると思いますけれども、今後の運営に期待をするところであります。 ○副委員長(柄沢高男君) 今のくらぶち英語村の件ですけれども、今年は22名の通年コースの中に約3分の1ぐらい高崎市民が参加してくれているということで、地元とすれば大変ありがたいといいますか、よく地元の人たちから、英語村はどういうのだいという質問をされるのです。そのときに市民が一人も入っていないのだよという説明はなかなかやりづらいのですけれども、3分の1ぐらいは高崎市民が参加していてくれるのだという説明ができるということは非常に地元とすればありがたいということで、ぜひ続けて頑張っていただきたいと思います。蛇足になりましたけれども。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  92ページをお開きください。  2項文化スポーツ振興費について御質疑ありませんか。 ◆委員(時田裕之君) 93ページの2目文化振興費の一般経費の用地買収費とその下の家屋等購入費、合計で2,000万円、これは恐らく村上鬼城の草庵保存事業の内容だと思いますが、この内容を教えてください。 ◎文化課長(小峰好恵君) 高崎が誇る偉大な俳人である村上鬼城が晩年を過ごした並榎町の家屋と土地を購入するものでございます。鬼城草庵は、これまで鬼城の子孫の方と協力者の手によって維持されてきましたが、市が購入することにより、俳人村上鬼城の功績を顕彰するとともに、末永く保存し、次世代に引き継いでいくことを目的とするものでございます。 ◆委員(時田裕之君) ありがとうございます。  続いてよろしいですか、94ページの2目のちょうど中ほどになるのですが、全国アマチュアミュージシャンフェスティバル開催、これの内容を教えてください。 ◎文化課長(小峰好恵君) 全国アマチュアミュージシャンフェスティバルは、タゴ・スタジオ・タカサキの運営責任者、多胡邦夫さんの全面監修により、新たな才能の発掘、育成事業として、全国規模のアマチュアミュージシャンのオーディションと知名度の高いゲストの招聘を考えております。これにより、ミュージシャンを目指す若者にレコーディングやサポートの機会が与えられるとともに「音楽のある街高崎」の魅力を創出するものでございます。 ◆委員(時田裕之君) これは、毎年ではないのですよね。 ◎文化課長(小峰好恵君) 全国アマチュアミュージシャンフェスティバルの開催は、今までも隔年で実施しております。 ◆委員(時田裕之君) 続けてよろしいですか。96ページになります。この二重丸の下から2つ目、くらぶちこども天文台の運営事業、この内容と実績をすみません。 ◎文化課長(小峰好恵君) くらぶちこども天文台の観望会の開催業務は、相間川温泉株式会社へ委託しておりまして、天文台専属スタッフ2名とボランティアにより、天体望遠鏡による星の観察と星座や星空を分かりやすく解説するもので、開館日には毎日行っております。また、年に2回程度流星群などをテーマにしたイベントも開催しております。来場者につきましては、平成31年3月16日のオープンから本年1月末までで7,596人でございます。 ◆委員(時田裕之君) 最後にすみません、ちょっと飛ぶのですけれども、105ページをお願いします。これも二重丸、下から2つ目のちょうど真ん中に浜川競技場第2種公認更新工事、これは恐らく何年かに1度こういう時期が来るのだと思うのですけれども、それの、すみません内容をお願いします。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) 2種競技場公認期間は5年でございまして、浜川競技場の公認は2022年4月29日までとなってございます。2種更新をするに当たりまして、劣化により傷んだレーンの舗装の打ち換えやルール改正に対応するための改修を行うものでございます。 ◆委員(時田裕之君) ありがとうございます。本当は私も前からできれば1種にしてくれと思っているのですけれども、一応2種の5年にいっぺんの工事ということで分かりました。 ◆委員(林恒徳君) 98ページ、99ページのところ、一番下の指定管理施設維持管理事業、スポーツ施設のほうもあるのですけれども、公益法人等人件費補助金ということで、高崎財団等へ職員を派遣している部分もこの中に含まれてくるのかなというふうに思うのですが、今年度は多分20名ぐらいの体制でやったと思うのですけれども、新年度はどんな形になるのか、教えていただければと思います。 ◎職員課長(渋澤康行君) こちらの補助金の中には、市からの派遣職員の人件費は含まれていないものとしておりますけれども、派遣職員の人数ということで申し上げますと、今年度、当初20人の派遣職員がおりまして、年度途中でアリーナから1人職員を引き上げておりまして、今現在19人という状況でございます。新年度の派遣職員の人数につきましては、オリンピックの開催などが予定されておりますので、そのようなことも踏まえて必要な人員を配置したいと考えております。 ◆委員(林恒徳君) ちょうど職員課長に答えていただいたので、ありがたいなと思ったのですけれども、公益法人等への派遣というと3年とか5年で法律によって縛られていると思うのですけれども、その辺の確認というのは職員課のほうでどんな形でやっているのか、教えてください。 ◎職員課長(渋澤康行君) 公益法人等への派遣期間につきましては原則3年で、派遣職員の同意がある場合にはプラス2年で合計5年間派遣ができることとされておりまして、派遣期間につきましては職員課のほうで確認しながら同意を求めて実施をしているところでございます。 ◆委員(林恒徳君) ありがとうございます。  続いて、100ページのほうで、国際スポーツ大会等開催補助金、これはざっくりと出ているのですけれども、新年度に予定されている部分はどんな形で積算したのか教えてください。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) こちらにつきましては、国際大会開催補助金なのですけれども、現在交渉中の大会ですとか年度の途中で誘致が決定した国際大会、全国大会に対しての補助金でございます。 ◆委員(林恒徳君) ということは、まだ明確にこれだよという部分があるわけではなくて、事業が決まってきたらその中から出していきますよと。決まっている国際大会等については、この予算書の中に金額の大きいものはしっかり載っているよという理解でいいのかな。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) そのとおりでございます。まだ主催者と交渉中ということもございまして、あとまた主催者の発表時期を待ってということもありますので、まだ公表できないものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 了解しました。  続きまして、102ページ、103ページのところ、二重丸、下から3番目の野球場事業の用地買収費がついていますけれども、これはどこなのか教えていただければと思います。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) 高浜クリーンセンターの建て替えによりまして、高浜野球場が閉鎖したことによりまして、金井原野球場の利用が増えましたので、その駐車場用地として隣地を購入したものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 分かりました。ありがとうございます。  あと2つだけ確認させてください。102ページの吉井プール監視委託料ということで、多分、委託料がついているということは利用ができるようになったのだろうなというふうに思っているのですけれども、会派のほうで、おととしの水害からまだちょっと復旧し切れていないところがあるのではないかという心配の声が上がったものですから、現状どうなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) 吉井プールにつきましては、一昨年の台風19号の猛威によりまして大量の土砂が流れ込みまして、甚大な被害を受けました。土砂の撤去を速やかに行いまして、開場できる状態に復旧いたしております。幸いにして機器類につきましては被害がありませんでしたので、今年度につきましては、開場に向けて準備を進めておりましたけれども、コロナで開場ができなかったというような状態になってございます。 ◆委員(林恒徳君) 最後になります。104ページ、105ページのところなのですけれども、式典開催委託料ということで、新町防災体育館と吉井中央公園の委託料の差が随分でかくあるなと思ったので、この辺の理由を教えていただければと思います。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) まず、新町防災体育館の式典開催委託料につきましては、体育館につきましては本年12月に本体工事が完成する予定でございまして、その後備品の整備などを行いまして、準備ができ次第、供用開始を考えております。本体育館につきましては、スポーツでの利用はもちろんのこと、大雨による洪水発生時の緊急時に直接2階まで、また屋上まで速やかに避難ができる外づけのスロープや、屋上にはヘリポートが備えられ、全国でも類を見ない防災機能を兼ねた体育館となってございます。そうした機能を知っていただくため、多くの関係者をお招きし、式典開催を考えております。また、吉井中央公園のほうでございますが、こちらは今回はまだ野球場の整備が残ってございますので、暫定的な開始式を考えておりまして、予算を圧縮して実施させていただく予定でございます。 ◆委員(林恒徳君) 何か280万円と37万9,000円と大分差があったものですから、ちょっと気になって質問させていただきましたけれども、そのような理由だということを理解させていただきました。 ◆委員(逆瀬川義久君) すみません、前に戻っていただいて、93ページなのですけれども、文化振興費の一般経費、先ほど村上鬼城の草庵の質疑がありましたけど、そのすぐ上、設備操作等業務委託料ということで約3,000万円が計上されているのですが、今年度かな、要するに1,400万円ほど減で計上されているのですけれども、この辺の理由をちょっとお知らせいただきたいと思います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 設備操作委託につきましては、箕郷、新町、榛名の各直営文化会館における舞台、音響、照明灯設備等の技術操作及び施設の維持管理に係る業務について、高い技術力を有する者に委託するものでございます。令和2年度の予算額は、前年まで高崎財団に随意契約していた額を基準に積算しておりましたが、高崎芸術劇場開館により人員の確保が難しくなったことから、令和2年度は入札で業者を選定したところ、契約額が減額となりましたので、その金額を基に積算を行ったものでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 財団のほうもマンパワーの兼ね合いもあって入札をした結果ということなのですけれども、そうするとその委託した先というのは高崎財団以外ということになるのですか。 ◎文化課長(小峰好恵君) そのとおりでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) こういうところにも経費削減の余地があったのかなということで今感心したところなのですけれども、いろいろな兼ね合いもあるのは承知していますけれども、こういうような経費削減の取組も引き続き目配りをしていただいて進めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  あと一点、95ページなのですけれども、真ん中辺の伝統文化継承事業ということで、獅子舞とか神楽の関係の団体への補助ということかと思います。ちょっと全体的に高齢化、人口減少というか、少子化とかいろんなこともありますし、この対象としている団体の数というのは今年度、それから新年度、変化があるのかどうか、またコロナ禍の中で活動というのもちょっと制約が入っていたのかなというふうに思うのですけれども、その辺の状況についてお知らせください。 ◎文化課長(小峰好恵君) 伝統文化継承事業補助金の対象になっている活動団体は全部で73団体ございます。内訳といたしまして、獅子舞保存会連絡協議会に36団体、神楽保存会連絡協議会に9団体が所属、そのほかにも八木節や太鼓など28団体が活動しております。補助対象としております団体は、コロナ禍の中で活動を自粛している団体はあるものの、把握している限り、ここ数年は継続して活動しております。また、コロナ禍の中の支援ということでございますが、各団体の保存活動補助金に加え、備品の修繕、購入に係る経費などを補助する伝統芸能等支援補助金、各種の伝統芸能を継承するための映像を記録する事業などを通して引き続き支援してまいります。 ◆委員(逆瀬川義久君) 細かくお答えいただきましてありがとうございます。大変な中でもいろいろ活動に対してきめ細かく応援していただいているということが分かりましたので、引き続きよろしくお願いいたします。
    ◆委員(依田好明君) 104ページで、先ほどもちょっとあったのですけど、浜川競技場第2種公認更新工事に関連してお聞きします。第2種公認として開催された大会は、これまでどんな大会がどれくらいあったか、それから今後どのような大会が見込まれているかお聞きします。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) まず、大会の記録でございますが、日本陸上競技連盟に公認されている競技場でないと公式記録として扱われないことになってございます。第2種公認の競技場は、学生を含む各地方の競技団体の競技会の開催が可能となってございます。浜川競技場につきましては、主に高崎市内、群馬県内の小・中学生及び高校生の大会や記録会で利用されており、令和元年度では年間10回程度の大会、記録会が開催されております。今後につきましても第2種公認を更新いたしまして、引き続き公式な大会、記録会が開催できるよう改修工事を行いたいと考えております。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございます。  それと、関連してお聞きするのですけれども、そのすぐ東にあります新しい浜川運動場のほうですけど、コロナ禍の影響もあるのでしょうけれども、ソフトボール場があまり利用されている状況がないように感じるという市民の声があったのですけれども、最近の利用状況はどのような形でしょうか。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) 宇津木スタジアム、ソフトボール場につきましては、現在オリンピックの誘致の関係もございまして、まだ一般利用的な形での数は少ないのですけれども、日本代表チームですとか、そういった合宿のほうに、今お使いいただいている状況でございます。 ◆委員(依田好明君) 分かりました。今後は、オリンピックが終わったら市内の皆さんにより広く使っていただけるようにしていただけたらと思います。 ◆委員(三島久美子君) 文化振興費と、ちょっと飛ぶのですけど、スポーツ振興費にも同じことが言えるのですが、様々な事業とかに補助金が出されているのですけれども、全体的に一、二割ぐらい補助金が削減されているというような状況が見受けられます。冒頭でお聞きした事業費の削減というものの一環なのかとは思うのですけど、削減しているものがどんな判断で行われたのかということをお伺いしておきたいと思います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 新年度は、本年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響が見込まれます。補助金額につきましては、本年度の活動状況や開催実績などを考慮したものとなっております。 ◆委員(三島久美子君) それは、スポーツ関係にも言えることなのですか。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) スポーツ関係につきましても同様と考えております。 ◆委員(三島久美子君) これからコロナがどうなるか本当に分からない部分なのですけれども、一律とは言いませんけど、ちょこちょこっと削っていくことによって、各種団体とか事業をやっていらっしゃる方のモチベーションが下がったりとか、スポーツに関すればフレイルという状況に陥っていろんな問題が起こるのかなというふうに心配をしています。今後必要に応じて補正予算等で対応できるものはしていただくように、この場ではお願いをしておきたいと思います。  続きまして、99ページの文化施設費のところで榛名湖アーティスト・レジデンス運営事業が出てきましたけれども、先ほどちょっと今年度の利用実績がありました。これからというものだと。本当にロケーションのいい、すばらしい建物であり、利用価値があるなと思っていますけれども、せっかくアーティストが集まっているのですから、新年度は何かイベントとか企画とか、言ってみれば榛名湖一帯がアートなまち、アートな湖みたいにしていただくような、そういう事業を展開していただけるといいなと思っているのですが、その辺りについてはいかがでしょうか。 ◎市長(富岡賢治君) 委員がおっしゃる思いは私どもも持っておりますけれども、ただこれはレジデンスとして改修したばかりでございまして、最初私は心配したのです。そんなに来ないかもしれないなという不安を持っておりましたら、非常に若い優秀なアーティストが確実に来まして、しかもそれが常にいるという状態になってきましたので、こんなありがたいことはないなと思っています。ですから、その次の段階は、そういうメンバーが一度落ち着きましたら考えていく必要があるかと思いますけど、今は榛名湖周辺の催物をやるよりは、旧市内で例えば慈光通りにソファーというか、ベンチなんかを制作したり、そんなようなことでこちらの旧市内の活動のほうにうんと協力していただいたりしていますし、駐車場を造るときに絵を描いてくれたりして、そういうことで今やっていますから、大変優秀なアーティストが来ているなというふうに喜んでおるわけでございますので、その次はそういうことがあるかなとは思っています。それがもともとの趣旨でして、ああいうアーティストが集まって、榛名はアーティストの文化的な雰囲気の湖だということをセールスしたいと思っていますので、同じ思いです。そうでなければ、榛名湖って何もない湖なのです、皆さん。温泉があるわけでもないし、派手なホテルがあるわけではありませんので、こういうような薫りを付加していきたいと、こうに思っています。同じ思いです。 ◆委員(三島久美子君) 街中のアートインキュべーションもすばらしいと思っていますけれども、湖の周りというのもなかなかよいものなので、ぜひとも積極的な推進をお願いしておきたいと思います。  続きまして、101ページのところで、スポーツイベント等の開催支援金として令和2年度は大幅な縮小となってしまいました。それはもうコロナの関係でしようがないのかなと。令和3年度は、幾つかの国際的な事業も展開されますけれども、当然この感染防止対策というのをしっかりと行っていかなければいけないと思うのですが、その辺りについて主催者と連携して本市が行うべきこともたくさんあると思いますが、どのように取り組んでいくお考えかをお答えいただきたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) 図々しく答えさせていただきますけど、だるま市を見ていただきましたか。だるま市は、いろんな問題点を指摘しようと思って鵜の目鷹の目で見てきましたけど、文句を言わないで帰りました。あそこから感染者は出ておりませんから、こういう貴重な経験をいたしましたので、その都度主催者と連携して、かなり注文をつけさせていただこうと、こういう形で今やっております。どうぞ心配しないでいただきたいと思います。 ◆委員(三島久美子君) 心配はします。だけれども、本当に積極的に頑張っていただいているということは高く評価いたしますので、ぜひともお願いしたいと思います。  あと一点だけ、すみません。105ページの新町防災体育館、本当にありがとうございました。おかげさまで実現の運びとなりました。一点だけお願いしておきたいのが、新町防災体育館という名前がちょっと何か堅苦しいかなという気がして、何かふさわしいネーミングを考えていただきたいなというふうな思いがあります。市民に公募をするなり何かして、いわゆるネーミングも含めて市民に愛される体育館にするような御努力をしていただきたいのですが、その辺りの考え方は新年度どのように取り組んでいくのか、お答えください。 ◎市長(富岡賢治君) いいアイデアをいただきます。ありがとうございました。 ◆委員(三島久美子君) 市長にそのように言っていただけると前に進むのかなと思っています。親しみやすいネーミングをぜひともお願いしたいと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  108ページをお開きください。  3項徴税費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 114ページをお開きください。  5項選挙費について御質疑ありませんか。 ◆委員(逆瀬川義久君) ちょっと何点か確認したいのですけれども、前回の衆議院選挙、もう3年半ぐらい前だと思うのですけど、あのときはたしか、高崎駅の上の3階の市民センターというのですか、あそこの一画で期日前ができたように記憶しているのですけど、その辺については今回も同様と捉えてよろしいのでしょうか。 ◎選挙管理委員会事務局次長(上野和男君) 平成29年度の衆議院議員の選挙のときには、台風の影響がありまして、かなり期日前投票所が混雑をしておりました。今回は、このコロナ禍の中の選挙ということになりますので、そちらのほうを十分に含みまして、これから秋までにはありますので、その中で研究をしていきながら、どうやって外側のほうを、回遊ではないのですけれども、ソーシャルディスタントを取れるかどうかという確認をしながら、今市民課のほうとも相談をしている途中でございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今検討の途中だということでお答えいただきました。たしか私そのときにあの場所に期日前投票に行ったのです。衆議院ですから、4区と5区に高崎市内は分かれるのですけれども、4区と5区両方できたように、それぞれロープが張ってあって、そこに並んでできるようになっていたなというふうに記憶しています。そういう意味では、東京方面を含めて、あるいは駅のほうに見えられた方がその合間に投票ができるようになっていたということで、非常によかったのかなというふうに思っております。今回の一般質問でもありましたし、また私も以前この関係で一般質問もしました。また、会派としても毎年お願いしている関係もあるのですけど、やはり投票しやすい環境を整備していっていただきたいという思いがございます。高齢化もありますし、また合併によって支所地域内は投票所そのものも減少になりました。そういう中で、もう残り半年という状況ではあるのですけれども、どのような検討を今までしてきたのかとか、どんな考えでいらっしゃるのかということをお知らせいただければというふうに思うのですけれども、よろしくお願いいたします。 ◎選挙管理委員会事務局長(曽根光広君) 一般質問等でも何度も出ている課題だと思うのですが、投票率を上げるというところが一番悩ましいところといいますか、課題なのですが、先ほどおっしゃった駅ナカの期日前投票所につきましても検証しております。こちらにつきまして、実は委員おっしゃったように、衆議院でいうところの5区と4区ですか、ただ実際結果を見ますと、5区、旧群馬郡区といいますか、その利用者、投票者というのは少ないのです。それに併せて今回コロナ禍というところもありますので、先ほど話が出ましたソーシャルディスタンス、この辺を考えると、場所がかなり狭いので、あそこの場所に関してはちょっと今悩ましいところではあります。衆議院なので、いつ解散があるとも分からないので、のんびり考えていられる問題ではありませんので、検討したいと思います。  また、民間施設の期日前投票所とか、こういったものも、ずっと検討しているという答えしか出ていないではないかという指摘もあるかもしれないのですが、先日の一般質問でもありましたように、インターネットを使っての安全性等が担保できれば、そういったこともあると思うのですが、基本的には有線を使って安全を担保しながら投票事務を行っている関係もありますので、すぐすぐ大きなショッピングモール等で期日前をやるということはなかなか現実的には難しい。また、衆議院に関しては、特にいつあるか分からないというところから考えると、会場の予約ということもできかねるところもあるので、なかなか悩ましい問題だということで、日々検討はしているのですが、ちょっと答えがなかなか出てこないのが現実です。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今部長のほうから細かく現状というか、検証結果も含めてお答えをいただきました。利便性の向上ということで、もちろん街中であるとか、人が出てきた、その合間というところの問題もあるのですけれども、先ほどちょっと触れましたけれども、支所地域においては、合併をした後に投票所の数が削減されていると。それでもう10年以上来ているわけですけれども、施設に入っているお年寄りの方の投票云々ということではなくて、やはり在宅で、自宅にいるけれど、またその思いがあるけれど、なかなかそれが難しくなってきているというところを少しでも酌み取ってもらえるような、そういう取組を、確かに衆議院はいつあるか分からないということなので、難しい側面があると思うのですけれども、引き続きの御検討をしていただければありがたいということを申し上げて私の質問を終わります。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  118ページをお開きください。  6項統計調査費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 120ページをお開きください。  7項監査委員費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 122ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 228ページをお開きください。  8款土木費3項都市計画費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 236ページをお開きください。  9款消防費について御質疑ありませんか。 ◆委員(樋口哲郎君) 239ページの9款1項5目の災害対策費の中の災害時電話FAXサービスシステム使用料の580万円、新規事業として計上されていますけれども、このサービスシステムの概要をお伺いします。また、現時点で詳細な部分まで決まっていれば確認させてください。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 本事業は、災害時における情報伝達手段の新たな取組といたしまして新年度から開始するもので、情報弱者と呼ばれる高齢者や障害者、外国人のほか、避難の際に支援をしていただける方を対象に、災害時に発令される避難情報をあらかじめ登録された電話やファクスなどを通じて短時間に一斉送信するもので、速やかな避難に役立てていただくものでございます。なお、現時点では事業者が決定していないため、詳細な部分までは詰まっていない状況でございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 今年度は、台風の被害とか、大きな災害で避難などはなかったからいいのですけれども、一昨年のような台風19号のような豪雨災害となってしまいますと、ここで言われている情報弱者というところに向けた情報伝達が必要だと思います。来年度からスタートする事業ですので、徐々にいいものにつくり上げていただきまして、分かりやすく適切な運用をよろしくお願いいたします。  続けていいですか。続いて、その下の緊急排水ポンプ設置工事、設計委託料と合わせて1億6,000万円とありますけど、その概要と今後のおおよそのスケジュールを教えてください。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 本事業につきましては、令和元年台風19号において浸水被害が多かった新町7区及び吉井町中島地区にそれぞれ1施設、水位感知による自動稼働の緊急排水ポンプを設置するものでございます。今後のスケジュールでございますが、新年度早々に現地測量及び設計委託を行いながら河川管理者等と協議を進め、ポンプ施設の設置工事を発注していく計画で、令和3年度内の工事完成を目指しているところでございます。 ◆委員(樋口哲郎君) 本当に、私の地元である中島地区は、内水氾濫の被害に幾度となく見舞われてきた地域でありますので、県の堤防の工事と併せて今回の工事で被害を防いでいけると、新町と2地区ということですので、安心をいたしました。来年度中とのことですが、今年ももし台風などが上陸したときには、昨年購入しました排水ポンプ車や先ほどの情報サービスなどをフルに活用いただきまして、被害を最小限に抑えるよう、よろしくお願いいたします。 ◆委員(林恒徳君) ページを戻っていただきまして、236、237ページ、9款1項2目の非常備消防、こちらのほうの消防団活性化対策補助金、例年どおりだと思うのですけれども、新年度の対応をお伺いしたいと思います。 ◎警防課長(池田和好君) 消防団活性化対策補助金につきましては、消防団への理解と活性化を図り、消防団員確保対策として実施する事業に補助金を支給するものでございますが、今年度はコロナ禍の中で各方面隊において実施することが難しい状況でございました。来年度は、感染状況を考慮しながら消防団の皆様と協議し、事業の実施を検討してまいります。 ◆委員(林恒徳君) 自分自身も団員だったので、どういうものか大体分かっているのですけれども、要は今回みたいな、今年度みたいなコロナ禍で新しい対応が迫られる。活性化のために何かしなくてはいけないという場合に、警防課の職員と相談するときに具体的にこんな方法ありますよねという話がしっかりと出てこないと、提案するたびに、これは難しいですね、あれは難しいですねというのが結構あるものですから、その辺もうまく対応していただきたいというふうに思います。  続いて、今度は3目になります。消防施設費の中の消防団の自動車購入費、1台ということになっているのですが、まずこれはどこの分団に配置されるのだか、お願いします。 ◎警防課長(池田和好君) 来年度は、倉渕町第4区を管轄いたします倉渕方面隊第4分団に車両を配備する予定でございます。 ◆委員(林恒徳君) これは例年2台ずつの配備だったと思うのです。60個に近い分団が車両を持っていますから、30年かかってようやく今更新できるかどうかぐらいのタイミングになってしまっていると思うのですけれども、今年度は1台という形になった経緯とか、そういうのはもしかすると財政課のほうがいいのかな、ちょっと教えてください。 ◎警防課長(池田和好君) 消防団車両の更新は、20年前後経過し、老朽化した車両のうち、消防団からの要望及び機械器具の状況により更新車両を決定しており、来年度につきましては1台の更新となったものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 実際問題、走行距離も短いし、なかなかどうなのだろうと。最近は、車両を交換していて、エアコンも効いているし、故障がなければそのまま使えてしまうというような感覚もあるのですけれども、さすがに30年たってしまうと、やっぱり結構厳しい状況もあるのかなというふうに思いますので、この辺はぜひともしっかりと検討していっていただければありがたいなというふうに思います。  続きまして、3点目なのですけれども、238ページの9款1項5目の災害対策費なのですが、先ほど樋口委員のほうからの緊急排水ポンプ設置工事については分かったのですけれども、今回これがこういうふうに予算計上、当初から計画されることによって、うちの地域も欲しいななんていうふうに心配に思われる方というのはたくさん出てくると思うのですけれども、要は今年度はこういう形で新町7区と吉井町中島地区の2か所という話になるのですが、今後の展開とか、そういう部分というのは、何か防災安全課のほうで検討しているところがあれば教えてください。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 本市では、他にも浸水被害のリスクの高い場所がありますことから、優先度を見極めながら、適切に今後も対応させていただきたいと思っています。 ◆委員(林恒徳君) 実際こういう形の緊急排水ポンプ設置工事というのは、今まで分かっていてもなかなか進まなかったところというのはあるかと思います。これが動き始めることによって、それぞれの地域でやっぱり要望というのは非常に強く出てくると思いますので、ぜひとも区長さん方とのお話合い、地域の人と話し合いながら積極的に進めていただければ大変ありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(三島久美子君) 消防費の常備消防の関係なのですけれども、これも毎回申し上げているのですが、藤岡広域への負担金が出ていますけれども、吉井地域の分が藤岡に委託みたいな形になっていると。合併時の約束では、速やかにというか、ある程度時間が過ぎたらちゃんと統合していくという話になっていたはずです。吉井町が高崎市と合併して11年が経過しているわけですけれども、その辺について本格的に協議する必要があると思うのですが、令和3年度はどのように取り組んでいくのかお答えください。 ◎総務部長(曽根光広君) これにつきましても、合併後のねじれといいますか、課題があることは十分に承知をしているところでございます。現実的には多野藤岡広域市町村圏と協議をすることなのですが、現在のところ吉井地域の住民の方々から不都合があるというような声も届いてございませんので、この消防業務につきましては現在脱退等の協議には至っておりません。 ◆委員(三島久美子君) 不都合が逆にあっては困るので、藤岡広域さんには非常に頑張っていただいているわけですけれども、やっぱり高崎市民として広域と非常備と常備がやっぱり一体になっていくということも非常に大事だと思いますので、ぜひともこれからも検討を重ねていって、なるべく速やかに実現していただくようにお願いをしておきます。  あと一点だけ。災害対策費、239ページですが、先ほど来話題になっている緊急排水ポンプなのですけれども、たしか今年度の水害危険箇所の総点検で新町の7区と中島地区には仮設ポンプを配備していただいたのですけれども、それは当面この仮設ポンプでしのいで、常設ポンプができるまではそちらの仮設ポンプでという考え方でよろしいのですか。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 先ほども申し上げましたが、設置工事につきまして令和3年度中の工事を予定しております。そのため、今期の出水期におきましては仮設ポンプと排水ポンプ車による対応を予定しております。 ◆委員(三島久美子君) 本格的な工事は渇水期ということで、恐らく11月以降になると思うので、その間も仮設ポンプがあるという安心感で、ありがたいと思っています。  それと、さっき常設ポンプの内容について樋口委員が質問された中で聞き漏らしかもしれませんけれども、これは自動稼働というのですか、この常設の排水ポンプを稼働するのに、誰かが何かを現場に行ってやらなければならないとかではなくて、遠隔操作ができるというふうな考え方でよろしいのですか。 ◎防災安全課長(只石恵一郎君) 水位感知によりまして自動的に稼働いたします。そのため、職員等による操作は予定しておりません。 ◆委員(三島久美子君) 安心しました。本当に危険な作業になるので、もし職員がということになったら大変だなと思っていましたので、自動感知をして作動するということですので、安心いたしました。こういった箇所が市内にまだまだたくさんあるかもしれませんので、ぜひとも高崎市民の安心・安全のためにこれからも財政投入をしていただくようにお願いをしておきます。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  286ページをお開きください。  10款教育費9項大学費について御質疑ありませんか。 ◆委員(依田好明君) 大学運営経費なのですけれども、コロナの関係もあると思うのですけれども、この中で授業料、入学料の減免というのがあるのですけど、具体的には1人当たりどれくらいになるのですか。どういう範囲の方が減免になるのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) こちらの授業料の減免の考え方につきましては、各世帯における住民税の課税状況だとか所得状況に応じて区分がされておりまして、授業料の全額、あるいは3分の2、3分の1という形で区分され、免除、減額というような制度となっている状況でございます。 ◆委員(依田好明君) 大体どれくらいの人が対象になるのですか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 国におけます就学支援新制度の関係では、今年度において、現時点の数字でございますけれども、およそ400人強ということで、400人ちょっとの学生が対象となっているところでございます。 ◆委員(依田好明君) 今朝の上毛新聞にも、学生の大学サークル、これがコロナの関係もありまして存続の危機になっているというような記事もありました。今食べるものにも事欠いているということで、青連が支援するお手伝いなんかしているのですけれども、学生が諦めることのないように支援していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ◆委員(逆瀬川義久君) 私のほうからも一点。その交付金のところの内訳で、別冊の当初予算の概要及び主要事業のほうにも特別講義「(仮称)オピニオンリーダーと共に」ということで1,300万円という数字が載っております。何回程度やるとか、あとはその講師の方は何人ぐらい考えているとか、そういう開催の概要というのが決まっていましたらお知らせください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 当該特別講義につきましては、現段階で決められたところによりますと、各界の著名人であるとか企業のトップなど有識者を講師に招きまして、仮称ではありますが、「オピニオンリーダーと共に」というテーマにさせていただき、大学の経済学部、地域政策学部、両学部の全学生を対象に、後期授業の中で15回の講義を開催したいというふうに考えているところでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 今のお話ですと、後期の中で15回というのは、要するに授業のこまとして持つという、そういう理解でいいですか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(天田順久君) 今委員さんおっしゃったとおり、後期の中の授業のこまで週に1回ということで、全体で15回ということでございます。 ◆委員(逆瀬川義久君) 分かりました。  あと、先ほど依田委員からもあった入学料、授業料の減免で400人強が今対象になっているということで、全体の1割弱ぐらいかなというふうに思うのですけど、この部分で……すみません。これは、数字が載っていました、2億円ということで。大丈夫です。失礼しました。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  294ページをお開きください。  11款災害復旧費4項その他公共施設災害復旧費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 296ページをお開きください。  12款公債費について御質疑ありませんか。 ◆委員(林恒徳君) すみません、素朴な疑問なのですが、元金、利子というような形で出ているのですけれども、元金は増えているのに利子のほうが減っている要因について教えていただければと思います。 ◎財政課長(福島貴希君) 公債費におけます元金につきましては、地方交付税の一部振替であります臨時財政対策債、こちらの償還分が非常に影響しているところでございまして、前年度比で予算上は増となっております。一方、利子につきましては、ここしばらく低金利の状況が続いておりまして、新規で借入れを行う、その際の利子額は非常に少額で済んでおります。その反面、現在より高い金利で借りていた過去の案件の償還が年々減少していきますので、必要な利子の総額というものは年々減っていくということでございます。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  298ページをお開きください。  13款予備費 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 以上で歳出の審査を終わります。  続いて、地方債の審査を行いますので、定例会議案(2)を御用意いただき、214ページをお開きください。  地方債 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 以上で地方債の審査を終わります。  これより議案第49号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。
     よって、議案第49号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、特別会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(2)を御用意ください。  議案第52号 令和3年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算を議題といたします。  初めに、歳入の審査を行いますので、128ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 以上で歳入の審査を終わります。  続いて、歳出の審査を行いますので、130ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(後藤彰君) 以上で歳出の審査を終わります。  これより議案第52号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(後藤彰君) 起立全員です。  よって、議案第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(後藤彰君) 以上で本委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(後藤彰君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。                                         午後 2時23分   ──────────────────────────────────────────── △報告事項 ・第21回市民の声アンケートの結果報告について       ・牛伏ドリームセンター事業に係る経営戦略の策定について ○委員長(後藤彰君) 次に、報告事項に入ります。  最初に、第21回市民の声アンケートの結果報告について説明をお願いします。 ◎広報広聴課長(松田和也君) それでは、第21回市民の声アンケートの結果がまとまりましたので、その概要につきまして御報告させていただきます。  お手元の資料を御覧ください。市民の声アンケートは、昭和47年からスタートし、おおむね2年に1度の割合で実施をしております。今回で21回目となります。アンケート調査の概要ですが、対象者は市内にお住まいの満18歳以上80歳未満の市民の中から1年以上高崎市に住民登録されている6,000人を無作為により抽出いたしました。調査の用紙を昨年の11月7日に郵送し、回収はおよそ2週間後の11月24日までとしました。  調査事項についてですが、前回から継続的な14の設問と市への意見を記入していただく方法となっております。回収の数は3,186人で、回収率は53.1%でした。前回の回収率が49.1%ですので、4%上昇しました。結果の公表につきましては、広報高崎3月15日号に概要を掲載するほか、報告書を市民情報センターや図書館、公民館等で配布いたします。また、市のホームページにも報告書を掲載し、広く市民の皆様に閲覧していただくようにいたします。  冊子のほうでございますけれども、こちらのアンケート結果報告書ですが、各項目の集計結果をグラフで表すとともに、経年による分析や男女別、年代別、地域別などのクロス集計を行っております。また、高崎市への意見などを自由に記述していただく自由記述欄では多くの意見や感想が寄せられました。詳しい内容につきましては、後ほど御覧いただきたいと思いますけれども、コロナ禍の中での調査であったことから、例えば冊子の41ページの高崎市に望むものの設問の中では、医療機関の充実を望む意見が多く出たり、71ページの高崎市の情報入手、これは市ホームページから入手する機会が増えたり、新型コロナによる影響が結果にも反映されたものと考えております。また、自由記述の欄でも、子育て応援商品券やマスクの配付への感謝であったり、新型コロナの影響で中止となったイベントへの再開の要望であったり、新型コロナ関連の意見が多く見受けられました。  以上、簡単ではございますが、第21回市民の声アンケート調査の結果について御報告とさせていただきます。なお、資料につきましては、本委員会終了後、全議員に配付させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(後藤彰君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。 ◆委員(依田好明君) 大切な調査であり、取組に感謝したいと思います。  それで、ちょっと最初のほうのページを見てみたのですけれども、6ページ、7ページの辺なのですけど、2番と3番、年代と居住地域のところなのですけれども、コロナ禍の状況の中で、結果としてなのかもしれないのですけれども、年代が高齢者に偏っていないかということと、その右側の居住地域に関しては、人口との釣合いが取れていないように思ったので、これはどういう経過があったのかなと思いました。特に、住民基本台帳から抽出といいますけど、あらかじめ地域に分けたのかどうかということをちょっとお聞きしたかったのです。というのは、群馬地域とか新町地域が極端に少ないのです、人口から比べると。そういったことは、結果的に回収率がこうなってしまったのか、あるいはあらかじめ地域別に分けて抽出するようなことはしていなかったのかということをちょっとお聞きします。 ◎広報広聴課長(松田和也君) 基本的には6,000人を無作為に抽出するということが条件でございます。ただし、男女比、年代別につきましては、統計データに基づいて抽出することにしております。 ◆委員(依田好明君) 分かりました。ただ、こういう極端に回収率が低い地域というのは、その地域別の分析をしてみて、少しその辺を考慮した上で見ないと、その地域の代表的な声かというのは必ずしも反映しないのではないかなという疑問を持ったものですから、質問させていただきました。 ◆委員(三島久美子君) 一点だけ。かなり回収率が前回よりもよかったなと思うのは、コロナのステイホームが功を奏したのかなと思うのですけれども、高崎の未来のことを担う若い世代にもっと答えてもらいたいのですが、どうしてもその辺が回収も含めて少ないのかなと感じるのですが、18歳から20代ぐらいの回収率というのはどのくらいになっていますか。 ◎広報広聴課長(松田和也君) 今回の調査でいきますと、例えば6ページにございます18〜20歳代の年代の回収は、こちらの全体に対する割合は6.6%でございます。この年代の対象者、実際に6,000人を抽出した中では695人の方を抽出しておりまして、実際にアンケートの回答があったのが211人ですので、回収率はこの年代に関しては30.3%となっております。なお、前回は同じ年代につきまして24.1%でございます。 ◆委員(三島久美子君) アンケート調査っていろんな手法があって、これはペーパーを送って回答してもらうパターンなのですけれども、最近インターネットによるアンケートなんかも結構ありますよね。そういった工夫をして、若い世代にもっともっと答えていただくような、そういう工夫も必要だと思うのですけれども、その辺りはどのように考えていらっしゃいますか。 ◎広報広聴課長(松田和也君) インターネットアンケートによる調査は、全国でも実施している自治体がございます。しかし、実際に若い世代の回収率につながるのかというところについては、いろんな自治体にヒアリングをして内容の確認等を行って、研究を進めてまいりたいと思っております。 ◆委員(三島久美子君) 非常に貴重なデータなので、なるべく多くの方に御回答いただくというのがベストだと思いますので、ぜひとも研究、検討を重ねてください。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────なければ、本件を終結いたします。  次に、牛伏ドリームセンター事業に係る経営戦略の策定について説明をお願いします。 ◎吉井支所地域振興課長(高麗和男君) それでは、牛伏ドリームセンター事業に係る経営戦略の策定について御報告をさせていただきます。  お配りさせていただきました資料を御覧いただきたいと存じます。公営企業を取り巻く環境が厳しい中、経営健全化の取組が求められており、将来にわたって安定的に継続することが可能となるよう国から経営戦略の策定を要請されており、牛伏ドリームセンター事業経営戦略を策定しましたので、今委員会において御報告をさせていただくものでございます。  経営戦略の概要でございますが、(1)、計画期間は令和3年度から令和12年度までの10年間となっております。  (2)、牛伏ドリームセンター設置の経緯と事業の内容でございますが、観光施策の一環として、また福祉的要素を含め、平成5年8月に開設されました。特別会計を採用して、宿泊、休憩施設の管理運営を行っております。  (3)、利用状況と今後の見込みでございますが、近年の年間利用者数は5万人前後で推移しており、多くは休憩利用者となっております。今年度の年間利用者数は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、著しく減少するものと見られます。来年度は、少なからず影響が残るものの、回復を見込んでおります。それ以降は、利用状況を見込むのは難しいことから、実績であります令和元年度並みの利用者数を見込んでおります。  (4)、収支計画の見込みでございますが、主な財源は宿泊料などの利用料金となっておりますが、福祉的な側面もあるため、一般会計の繰入金を見込んでおります。繰入金を抑制するため、利用単価の高い宿泊者の誘客を図ってまいります。  最後に、今後の予定でございますが、今議会終了後、市のホームページに掲載をしたいと考えております。なお、別紙牛伏ドリームセンター事業経営戦略につきましては後ほど御覧いただければと思います。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。本資料につきましては、委員会終了後、全議員の皆様に配付をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(後藤彰君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。 ◆委員(樋口哲郎君) 先ほどの特別会計予算を見ても大変厳しい状況なのは分かっておりますが、吉井地域の議員として確認させていただきます。  先ほどの説明によりますと、国からの要請もあり、策定されたとのことです。ドリームセンターは、旧吉井町時代の平成5年8月に観光施策の一環として開設されたようですが、当時のことはよく分かりませんが、私の印象では、いわゆる市内にある長寿センター的な入浴休憩施設のイメージがあります。また、親戚内の行事などで吉井に帰ってこられるおじさん、おばさんが泊まる場所との印象があります。実際にドリームセンターがあるから気軽に吉井に帰ってこられるという話も聞いております。前々から、経営状況が厳しいことから施設の在り方について話が出ていますが、市長は「いろいろ考えているが、なかなかいい案が見つからない。これだという案が出てくれば、すぐにでも」とたびたびお話しされています。そこで質問なのですけれども、行政も費用対効果はとても重要なこととは承知しております。そもそも何でドリームセンターは特別会計なのでしょうか。ちょっと基本的なところを教えてください。 ◎吉井支所地域振興課長(高麗和男君) 地方財政法第6条では、公営企業で政令で定めるものについては、その経理は特別会計を設けてこれを行いと規定されており、歳入歳出をより明確にして管理を行うものと考えられております。そして、ドリームセンターは牛伏山周辺整備などの観光施設の一環として整備されたことから、地方財政法施行令第46条の観光施設事業に該当することとなり、開設当初から特別会計で事業を行っております。 ◆委員(樋口哲郎君) ありがとうございます。ドリームセンターは観光施設ということですけれども、確かに開設当初はそのような位置づけだったのでしょうが、総事業費の約2割は高齢化対策事業基金が活用されていたように、現状を見ますと、年間5万人が利用され、そのうちの9割以上が休憩利用者のようです。1日平均130人以上の利用者ですから、恐らく長寿センターと比べても多いほうなのではないでしょうか。利用者数は多いですけれども、営業収入は多くないといった状況なのかと思います。そこで次の質問ですけれども、歳入確保に向けた現状と今後の具体的な取組はどんなふうに考えているのでしょうか、教えてください。 ◎市長(富岡賢治君) 樋口委員、私はそういう答弁をしてきていますけど、今は案がないです。いろんな人の意見を聞きますけど、一番多いのは、おっしゃったように長寿センターみたいに、完全にそうしてしまったらどうだという意見。それから昼間はなかなか、あそこで夕食を取るとまあまあおいしいのが出るのです、安くても。だから昼間の温泉みたいな、そういうような施設にしたらどうかと。それからバックパッカーみたいな、世間の若者は今貧乏ですから、そういう人たちが高崎に泊まるところが実はないので、そういうふうにしたらどうかとか。アリーナなんかできたから、スポーツ関係者の団体の宿泊施設にしたらどうだとか、そんなに利用がたくさんあるわけではないですから、それもちょっと無理があると思うのですけど、そういう意見も今ありますけど、いい案がないです。それから、利用者を増やすなんて案はないです、今。だけど、せっかく貴重な資産ですから、あまり慌てて安っぽい考えではなくて、やっぱり検討をちゃんとしたいと思っていますので、もうちょっとお時間を頂きたい。時間があったらいい案が出るというわけでもないのだけど、もう少し時間を頂きたいと思います。 ◆委員(樋口哲郎君) すみません、市長から答弁いただきましたけれども、今後も、私もいろいろいいアイデアを考えてまいりますので、創意工夫しながら引き続き施設の継続をしてもらいますよう、よろしくお願いいたします。 ◆委員(林恒徳君) 私が物知らずなだけかもしれませんけれども、国から経営戦略の策定を要請されていますというくだりがあるのですけれども、具体的にはどんな形で、いつまでにこういう計画を立てなくてはいけないとか、そんな指示があったのでしょうか。 ◎吉井支所地域振興課長(高麗和男君) 平成26年8月29日付の総務省自治財政局公営企業課長ほかの連名で最初に出ております。その後も2回ほど要請がございます。令和2年度末まで、この3月末までに策定を求められているものでございます。 ◆委員(林恒徳君) 何かすごく御苦労されているのだなというのが分かるところだと思います。実際本当に苦労した数字が随分いっぱい書いてあるなというのも了解させていただくのですけれども、これが3月中旬頃、市のホームページに掲載予定という形になっていますから、また興味ある方が見て、いろいろ関心事も含めて出てくるのだろうなと。市長の先ほどの答弁ではないですけれども、利用についていろいろ頭が痛い部分も多々あるのだろうと思いますけれども、ぜひとも変な混乱にならないよう、注視してやっていただければと思います。 ○委員長(後藤彰君) ほかにありませんか。────なければ、本件を終結いたします。  以上で報告事項を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(後藤彰君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。  なければ、この際、委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(後藤彰君) なければ、以上で本日の総務常任委員会を閉会いたします。                                       午後 2時41分閉会...